乗客はまばらで4人掛けの席に 脱いだ革のコート 投げ出した両足 枕を破き朝まで泣いた数時間前のことが どうしてかな 遥かな昔みたいで 窓越しの雪景色が華やぐ クリスマスでもないのに綺麗ね 冷たいガラスに頬を押しあてればきみが記憶になる 幼いキスをしてソファーで抱き合った 風邪をひいた日には優しさが怖くて 「好き」と言えない自分の弱さ イヤで当り散らしたり きみの愛に甘えていたよ いつでも 降り積もる雪の白さでどうか私のわがままを塗りつぶして ボタンを掛け違えたことが悔しい きみを愛していた 終点まで行きたいんだ もう途中下車はしないよ お願い連れてってほしい きみがいない街へ 舞い踊る粉雪がはしゃいでる 今日はそんな気分じゃないのにね きみを諦めるのがきみのためならきっとできるよ 窓越しの雪景色が華やぐ クリスマスでもないのに綺麗ね 冷たいガラスに頬を押しあてればきみが記憶になる 発売日:2008-02-27 歌手:福井裕佳梨 作詞:高柳恋 作曲:小田原友洋