指先で殴り描いた詩を 蹴飛ばして散りばめていくの歌が含まれ

Symbol-宮川大聖

断ち切れない恐怖と 碌でもない理念を

眼に焼き付けては 安堵して

息の絶えない憂鬱に 取り憑かれたような

忙しい生活だ 煩わしいよな

やりきれないような現実に のらりくらり転がされるだけ

指先で殴り描いた詩を 蹴飛ばして散りばめていく

散々手を伸ばしても まだ報われやしないよな

物悲しい世界だずっと 創って壊して泣いて

弾け飛ぶように 高鳴る瞬間を

何度だって 刻み込んでしまおうぜ

古臭いイメージなんてさ もうそこらに捨てなくちゃな

情けないくらい生きていたって 答えは見えなくて

零さないように崩れないように迷え 夜が明けるまで

苦しくたっていいさ 辿り着いたその場所で 果てるとしよう

kick ass kick ass

音と絡まる鼓動に火をかざす 次第に見えなくなる暗くなる

ヘッドライト照らされる正体

身体に染み込んだ欺瞞の数だけ

どうしても分からなくなるんだ 何処にいるのか

行き場のないような感覚に 息を飲み込んでは歩いて行くだけ

悴んだ左手の傷が 不屈の証だとしても

ひらり揺らめいて 微かな温度で ゆらり閃いて

散々目を凝らしても まだ見つかりはしないよな

痛くなるくらい生きていたって 救いの手は無くて

遠くにいたんだ 夢を見てるように煌めく 光に飲まれて

古臭いイメージなんてさ もうそこらに捨てなくちゃな

情けないくらい生きてたって 答えは見えなくて

零さないように崩れないように迷え 夜が明けるまで

焦燥 目映い宙に目が眩んでしまったようだ

嗚呼今日もまた掻殴り振り回して 叫ぼうぜ 僕等の生き甲斐を

どれだけ逃げたんだろう もう許しちゃくれないよな

誰かのように生きていたって 期待もされなくて

信じていたいんだ 此処にもう1回煌めく 明日が来るでしょ

打ち鳴らせ遠くまで まだ限界なんてないよな

ありきたりなステージなんて壊してしまおうぜ

弾け飛ぶように高鳴る瞬間を

悽然の向こうまで

この身を焦がしてみたくて 迸る合図を見失わないように

苦しくたっていいさ 辿り着いたその場所で 果てるとしよう

発売日:2020-07-08

歌手:宮川大聖

作詞:宮川大聖

作曲:宮川大聖