人でなし達が蜘蛛の糸を垂らす 手を伸ばしてみりゃ不機嫌な嗤い声 信じた嘘はいつか花咲きますか? 綺麗で汚ない焼けた朝が落ちて来る 涙ながらに語り始めたご都合主義な物語 目が潰れそうなくらい眩しい偽善が拍手で濡れる 転んだまんまで起き上がらない 大丈夫?大丈夫? 口だけの親切が轢き逃げる 鏡よ鏡、鏡さん? この世で一番、可哀想なのは誰? 努力の末に手にしたのは素晴らしい不幸の数々 娯楽と言えば良く出来たそしりはしりを育てるばかり 泥んこ塗れで金遊び 大丈夫?大丈夫? 妬み嫉みが戯れつき通せんぼ 鏡よ鏡、鏡さん? この世で一番、可哀想なのは誰? 見慣れない優しさが影踏み遊び 怠けた笑顔で背中突き落とされる 変わり果てた明日を飼い殺すのかい? 綺麗で汚ない焼けた朝が落ちて来る 転んだまんまで起き上がらない 大丈夫?大丈夫? 口だけの親切が轢き逃げる 鏡よ鏡、鏡さん? この世で一番可哀想なのは誰? 『ふざけんじゃない!馬鹿言ってんじゃないよ! あんたはいつだってそう! 意気地も無い奇跡に縋ってばっかり! 孤独がお上手なら四の五の言わずに消えちまえ! もう結構!』 見慣れない優しさが影踏み遊び 怠けた笑顔で背中突き落とされる 変わり果てた明日を飼い殺すのかい? 綺麗で汚ない焼けた朝が、ほら 人でなし達が蜘蛛の糸を垂らす 手を伸ばしてみりゃ不機嫌な嗤い声 信じた嘘はいつか花咲きますか? 夕焼け小焼けで亡骸が燃える ひとりまたひとり亡骸が燃える 当てつけがましい世界だ そして誰もいなくなった─────。 発売日:2021-11-03 歌手:cali≠gari 作詞:桜井青 作曲:桜井青