空にさえずる鳥の声 峯より落つる滝の音 大波小波革堂鞳と 響き絶えせぬ海の音 聞けや人々面白き 此の天然の音楽を 調べ自在に弾き給う 神の御手の尊しや 春は桜のあや衣 秋は紅葉の唐錦 夏は涼しき月の絹 冬は真白き雪の布 見よや人々美しき この天然の織物を 手際見事に織りたもう 神のたくみの尊しや 朝に起る雲の殿 夕べにかかる虹の橋 晴れたる空を見渡せば 青天井に似たるかな 仰げ人々珍しき 此の天然の建築を かく広大にたてたもう 神の御業の尊しや 発売日:1988-07-01 歌手:小沢昭一 作詞:田中穂積 作曲:武島羽衣