終わりかけた夏の日の どこか急かすような 切ないにおいは君のこと 想うには充分すぎるから 日焼けの指輪の跡が ほら… 勿忘草が 夕風に揺れ まだ なまぬるい記憶運ぶ 花言葉はね「忘れないで」だと 教えてくれたのは君だよ 空に浮かんでいるのは 途切れ 途切れた雲で 幾度と駆け抜けてきた 季節がまた手を振っているよう まだこんなにも蒸し暑いのに 湿っけた花火を横目にして 背を向けていく セピアに染めてく 深く息すればきゅんとするの 鮮明に映る 日々の途中に 落としてきたものは何? 気づかないくらい 気づけないくらいに 心高鳴っていたんだ もう勿忘草が 夕風に揺れ 次の季節を運んできた あともう少し もう少しだけ あたしのことを包んでいてほしい 発売日:2006-07-26 歌手:樹海 作詞:Manami Watanabe 作曲:Yoshiaki Dewa
今日も駅の階段を 一歩ずつ登りはじめる 人に押されて人に揉まれて 手すりにしがみつく エスカレーターのない駅 必死で歩くのさ 汗の匂いにまみれた よくある朝の風景 あともう少し もう少しだけ 君と眠りたかった たどり着いた改札 抜けたらまた走りだす 次の駅へと次の街へと 何処まで行けばいい 心の置場もない 窮屈なRailway 人込みの中何も感じない 何かが違う あとどれくらい 耐え続けたら 重い扉が開くの 夢を夢を夢を手放す言い訳を 胸に胸に胸に並べて生きている 無駄だとわかっていても 必死にレールの上を 這いずり回っている Psychopath for the 21st century 待ち合わせの時間が 秒読みに近づくのに 金のためさと仕事に追われ 何のためだろう 5年後の自分を 見つめるその替わりに 大切な今 忘れてしまう 何かが違う 君は確かに 今の僕を待つ 未来の僕じゃなく 今を今を今を愛せずにいる僕さ 君の君の君の笑顔を見たいけど ただ生きている毎日 抜け出せない迷路は 僕等を悩ませる Psychopath for the 21st century 君と一緒に 過ごせるときを 無駄にはしたくない 夢を夢を夢を手放す言い訳を 胸に胸に胸に並べて生きている 今を今を今を愛せずにいる僕さ 君の君の君の笑顔を見たいけど ただ生きている毎日 抜け出せない迷路は 僕等を悩ませる Psychopath for the 21st century 発売日:1995-06-07 歌手:鈴木彩子 作詞:鈴木彩子・鈴木光城 作曲:鈴木彩子・千葉有一