海の香りが漂う 単線の駅で降りたら 右手がロータリーさ 山手へ向かうバス 後ろに乗り 屈んでよく見ると 波頭が見える 終点まで来たら 僕に電話をくれないか その先の坂を 上がっておいでよ 夕焼けの海は 何色に見える きみの言葉で 僕は聞きたくなる 7年ぶりの リユニオン プレハブの食堂には 雑種犬が3匹いて 尻尾を振るけれど きみは休んでる時間がない その角から 最後の急カーブが続く 僕はひげを伸ばして 髪を気持ち短くしたんだ きみが今も一人でいると知ってから ロープウェーが見えて 電波が途切れる 僕がそこで 大きく合図をする 7年ぶりの リユニオン 展望台までの らせん階段 ふたつの細い影が ぎこちなく揺れる 教室のすみで ノートに隠れて 少し眠そうな きみを見てた 気づいていたよね あのころ交わしてた 理想まで来たのかな 現実はかなり違うけれど なんとかやれてる 校舎の裏側 海へ続いた道 あきれるほど まだ覚えてるよ 7年たった今も そういうと笑うきみがいる あの日と同じ目をして 発売日:2002-11-07 歌手:大江千里 作詞:大江千里 作曲:大江千里