観覧車にのりこむ あしあとをたどって まわりだした時計を 風がそらへおしあげた キラキラに 光をつなげた レンガ模様のみち にぎやかさが はねた ちいさな手を めいいっぱいひろげた あのひのように それはきょうも色を 描いた せのびをして はしゃいでいた このとおりも 今はあなたの手 そっとふれて あるけるんだ 観覧車にのりこむ あしあとをたどって まわりだした時計を 風がなぞった 過ぎる かがやきのかおり ふたりの かげぼうし ぼやけた砂ぼこりを きって景色に とけた ふかふかに カゴを敷き詰めた ふうせんの花束 みぎひだり およいだ のぞきこんだ 花束のせかいは みつけだした きょうのこえをまるく描いた せのびをして にぎりしめた このリングも 今はあなたの手 そっとふれて つかめるんだ 観覧車にのりこむ あしあとをたどって まわりだした時計を 風がなぞった ゆれる ながぼそいセピア ふたりの かげぼうし ぬりかわるさかいめを きって 夕日に とけた まちあかり 金色の灯 またたいた ドキドキつみこんで とわをのぼる てつのふねは きてきを ならして ふたりに キセキをうつした ときをきざむ はりのように ふねはそらたかく 舵をとる 打ちあがる 花火の ひかり ねいろ ふたりに キセキをうつした そしてしずかに 雲がながれる あしあとをたどって やがて今日が くれてゆく まばゆい ひかりは ここにつないだ ゆめをえがいて わらった パレードはゆく とわの音を ひびかせながら 〜♪うたをうたえば ほら ココロにある つぼみは はなを咲かせる ららら 観覧車にのりこむ あしあとをたどって まわりだした世界は きっと あすへと 続く 発売日:2015-04-08 歌手:三森すずこ 作詞:ふわりP 作曲:ふわりP
今日はあなたと花火を見るわ かわいい浴衣着て 焼けた素肌に暑い夏の粒がこぼれてる 二人で見上げた茜色の 空がいつもよりあたたかい 打ちあがる花火の下 人ごみの中で はぐれないように私を つかまえていてほしい 素直に伝えられない 本当の気持ち 花火が消えるまでにこの 想いを伝えたい 風が出てきた 花火が揺れる 夜の闇ににじんで ぽつんと光る夜店を通り抜け 二人きり 何度も歩いたこの坂道 友達のままじゃ切ないよ 打ちあがる花火の音 夜を切り裂いて 心の奥まで響く 早く伝えたいよ 広い肩幅に光る 真夏の流星 見つめながら願いかけた 時間が止まるように 最後に上がった花火 とてもきれいだね 「好き」と言った一言は 届かなかったけど この夏の一滴まで 残さず全部を 心に染み込ませている 消えていく花火も… 発売日:2008-06-04 歌手:川嶋あい 作詞:川嶋あい 作曲:川嶋あい
暑がりだからって言い訳で 手を繋いでくれない君が 小指だけ繋いできたから 胸がドキドキしてる 着馴れない浴衣姿見て 褒めてもくれない君だけど 歩幅合わせ歩いてくれる 優しい気持ちになる 打ちあがる花火の音に 二人足早になる 過ぎて行く時間を 君ともっともっとずっとそばにいたい 満天の星(そら) 舞い上がるのは 枝垂れ描いて 散る夏の夢 繋いだ手と手 伝う温もり この夏を忘れない いつもより 赤く染まるほほ 誤魔化すようにはしゃいでみた 笑顔返してくれる君に 視線外せなくなる 降り注ぐ 花火の色を 君の瞳がうつす 少しだけ やきもち妬いて そっとそっと空に願いかけた 夜空に響く 花の咲く音 星に届いて 見る夏の夢 繋がる心 時間よ止まれ そう夏に祈っていた 何度となく思い出し 涙が溢れてきては 夜空に浮かぶ 君の笑顔 満天の星(そら) 舞い上がるのは 枝垂れ描いて 散る夏の夢 繋いだ手と手 伝う温もり この夏を忘れない この夏を忘れない 発売日:2010-06-09 歌手:小林由佳 作詞:小林由佳 作曲:江藤雅樹