少年は行く 遠い空をあてもなく 駆け抜ける風のように 流れる汗を拭いもせず 信じるものだけを信じた 曇りない目 恐れることはひとつもなく 可能性には終わりがなく続く 昨日までの全部 今日が塗り替えていく 誰のものでもない未来 運命線よりも大事なのは 広げた掌をどれだけ伸ばすか あの少年を覚えてるか 君や僕の中にいる 彼の名前はそう「希望」 悲しみの果て 闇の彼方 どこにいたって見える光 聴こえてくる旋律 胸の奥から いつしか君は大人になり 思い出を数えてばかりの暮らし 自分をごまかして「ここがゴールなんだ」って もう傷付きたくないから 夢を奪うだけの現実なら 自分自身の手で風穴を開けろ まだ少年は旅の最中 本当の君を探している 声の限り叫びながら 諦めを捨て 迷いを捨て 裸のままの情熱に心を焦がして走る 君のもとへ 耳を澄ませば「思い出してくれたかい?」 少年は辿り着いた 今君が笑ったから 新たなドアを開けたから この旅路はもう君のものだ 世界中のどこへでも 君がそれを望むならば そう 自由は無限だ 希望は普遍だ 少年は行く 君と共に 発売日:2013-09-11 歌手:かりゆし58 作詞:前川真悟 作曲:宮平直樹
歌いたいことがない 不幸なくらい 自慢するほどの不幸がない なんとなく恋をしたり セックスをしたり その後少し寂しくなったり それも すぐに 忘れてしまうのに 流れ星 ひとつ夜空を駆けたら それが合図で 世界にサヨナラだ 流れる汗を拭いもせずに 走れ、走れ、何も持たないまま 悲しみに単位はないはずなのに 人はそれを比べたがる 美談は金になり それを見て僕らは安っぽい涙を流す どうせ すぐに忘れてしまうのに 流れ星 ひとつ夜空を駆けたら それが合図で 世界にサヨナラだ 流れる汗を拭いもせずに 走れ、走れ、何も持たないまま ああ、苦しくて吐きそうになるよ 胸が痛い 空気が足りないって ああ、生きてるなあ 迷いもせずに 僕の小さな心臓が脈を打つ ああ、まだ間に合うかな 誰かのために僕は強くなれるのだろうか? 流れ星ひとつ 今、夜空を駆けた それが合図で 昨日にサヨナラだ 発売日:2009-07-08 歌手:LUNKHEAD 作詞:小高芳太朗 作曲:小高芳太朗