位置について用意の今 それぞれの理想を描く ピストルの合図がして走り出した 始まるランアンドラン いままでは横並びで 同じように未来を見ていた つまずけば手を取り合って どこまでもゆける気がした 分かれ道 もう自分だけのレースをひた走る 僕たちはまだ心の準備すら出来ていないのにな 流れる時に押し出されて、もう白線の前だ 僕だけの、君だけのコースだ 迷わず走ってゆけ 枝分かれした僕らは その先で花になれるかな 綺麗に咲いた君が見たいよ 僕はそんなこと考えてた 言葉ではどう伝えていいかわからず口ごもって さよならはまだ喉の奥の方でつっかえている 明日が来る前に話したいことがたくさんあるんだ 涙流す時になるべく笑っていられるように 一歩一歩、また一歩一歩 止まることなく、戻ることもない きっとゴールなんてありはしないさ それでも僕ら走るしかないのさ “位置について用意”の後に聞こえた 「また会おう」 これから僕を待つ未来がどんなものだとしても 君を過去に置き去りにはしない いつだって忘れないよ 発売日:2016-01-20 歌手:KANA-BOON 作詞:谷口鮪 作曲:谷口鮪
愛を囁き合った3日後にはさよならだ そんなからっぽなものだったの 画面を彩る悲しみはいずれ消えてる そんなどうでもいいものだったの 「ここはそんなところだよ」って 誰かの諦めた瞳の奥は真っ黒だった 汚いという大人の当たり前 それはどこで決められてきたの 気にくわないから言葉を浴びせる それはどこのヒーロー気取り 「どこか遠くの場所へ逃げ出そうか」 そう言った君が眩しかったね すきだったよ 僕が愛した君はもういない 僕が愛した世界はもうない 僕が愛したすべての上に 灰色の地面に今日も立ってる 君とふたりならどこまでもゆける気がした 君の手があたたかかった それが僕のすべてだった 君は空へ飛び込んだんだ 僕より先に飛んでった それはとても綺麗で 遠くへ、涙が、途切れた 画面から零れる言葉からも 薄っぺらな愛、同情からも 雑踏の中の欲望からも 全部逃げ出して君は笑うの? 君が愛した僕がいなくても 君が愛した世界じゃなくても 君が愛したすべてと僕は 水色の空の下で明日も笑ってる 君と笑ってる 発売日:2015-02-25 歌手:Cettia 作詞:Cettia 作曲:Cettia
昨日降った雨のせい 落ち葉も乾かない 立てた襟もだらしなく折れて 気にするわけもない 通りなれた道路の脇道を 朝霧を抜けて走る 誰も追わず 競うわけでもなく 自由に私は走ってる 緊張のないこの朝の時間 日の出る少し前 今朝 虹を見たよ そんなこと 知ってるのは私だけ なんか得したような朝の時間 素直な笑顔で迎えよう 今日という日を 目指す先は浜辺の小道 少し荒れた海が見える 踏み込んだ芝生に感じる静けさ 足の疲れを癒す 潮風が波をすべるように 私の背中を押した このまま遠くへ飛んでゆけば あの虹に届くかな 緊張のないこの朝の時間 日の出る少し前 今朝 虹を見たよ そんなこと 知ってるのは私だけ なんか得したような朝の時間 素直な笑顔で迎えよう 今日という日を こんな風に日々を愛せたら どこまでもゆける気がした 自分だけのリズムで走り出す 日の出る少し前 今朝 虹を見たよ そんなこと 知ってるのは私だけ なんか得したような朝の時間 素直な笑顔で迎えよう 今日という日を 日の出る少し前 発売日:2009-04-08 歌手:Dew 作詞:清水悠 作曲:清水悠
何を望み 何を求め 何を目指し 荒野を歩く 砂をつまみ 宙に撒いた それをさらう 兆しの風 少しの傷ならもう気にしない あの日の孤独と誓ったから 闘いの歌を奏でてゆく まっさらな勇気で 大地を蹴った 切り拓いて掴み取るまで あの日の涙も無駄じゃない 敗北は全てを奪い去っていくわけじゃないから 一度きりの日々を重ねて 何度も憧れ続けた 輝くものが一つあれば また明日へ 繋がれる 時を刻む 音が響く 雲は流れ 太陽の行方 切ない夜は 星をなぞり 虚しい夜は 月と共に くじけぬ人など存在しない 弱さを愛せる強き心 あの日にもらった言葉信じ まっすぐな瞳で 空に笑った ほとばしる想いそのままに どこまでもゆける気がした 不揃いな足跡に寄り添って咲き連なる花 失うものだけを数えて 哀しく生きることはしない 確かなものだけ抱きしめて 歩いてゆくと決めたから 切り拓いて掴み取るまで あの日の涙も無駄じゃない 敗北は全てを奪い去っていくわけじゃないから 一度きりの日々を重ねて 何度も憧れ続けた 輝くものが一つあれば また明日へ 繋がれる 発売日:2020-11-25 歌手:D-51 作詞:吉田安英・上里優 作曲:吉田安英