もうちょっとやんなくちゃ こんなんじゃ駄目なのに 此処がきっと限界なんです あぁ… 挑戦者と言われた頃は楽だった いくつだって夢見た 気楽に 勇気を出せって言わないで とっくに頑張っているよ 空気が薄くなったようだ 出口も見えない迷路の中で 痛みのない星へ連れて行ってよ 目指す場所は此処じゃないのに 強く拳 握りしめ この壁を叩き割るの 今 もう抜け出したいの 恋愛じゃ心満たしきれない 私なんて欲張りなんだ あぁ… こうやって歳とって いつか寂しくて 泡沫(うたかた)って笑って 泣くの? 輪廻の先にあるものは 誰も見られないから 空想より現実だって 思いの向くまま 歩いたけれど 欲望のない国へ連れて行ってよ 苦しいのは欲しがるせいだと 弱く吐いた息の微動に気付いて 声を出してみた ねえ、聞こえてるなら 返事してよ 抜け出せないから 見えない壁が光を奪って支配する 明けぬ夜はないと解ってるはずなのに… 別れのない場所へ連れて行ってよ 溢れたとしても抱きしめるから ねえ、聞いてて 透明なこの壁を 打ち破る音 今 もう壁などないよって 笑いたいの 笑いたいの…… 発売日:2009-10-14 歌手:KOTOKO 作詞:KOTOKO 作曲:KOTOKO