外灯が夕闇彩って 進まない帰り道を急かす 震える後ろ姿 どうして僕は あんな事言えちゃったんだろう ふあふあ この想いを 全部ジップして届けられたらなぁ ねぇ、長く傍に居すぎて いまさら 素直になれない時は増えるけど 踏み込んだ足をたくましく鳴らせたら 「ごめんね」ってね、今日はうまく言えるかな あなたに手を引かれ歩いた 懐かしい 家に続く遊歩道 伸びてる すぐ目の前の影に向けて 一人で そっとシミュレーション 優しく「帰って来たの?」 きっとあなたは そうふるまうでしょ? 埃まみれの思い出 あなたは いつでも笑って ごまかしちゃうから 躊躇った台詞 飲み込んだ弱い僕は 曖昧重ねて 逃げ出したまま 「うまく言わなくちゃ」 過去はすぐ 弱気にさせるけど シンプルにね 大事な一つなら ちゃんと目を見て伝えられそうかな そう 寂しい夜に光が差すような 気のきいたプレゼント あげられないけど おんぼろで小さな僕の灯火が あなたの笑顔を照らせるように 踏み込んだ足をたくましく鳴らせたら 不器用な想いちょっと おみやげにしよう 僕の言葉で 発売日:2013-10-30 歌手:LiSA 作詞:LiSA 作曲:黒須克彦
あなたに手を引かれ 歩いたフクギ並木と あの海の碧さが 今も胸で煌めく 失ってはじめて その大きさに気づくの 頼りない私を どこで笑っていますか? 病室の窓からいつも見てた あの花が好きだったね 『今年はもう見れないかもしれない』と 一度だけ流した涙 離れないの ブーゲンビリアが咲く頃に あなた思い出します 鮮やかに咲き誇る 笑顔でもう一度 笑ってくれたら どんな悲しみも癒えるのに 叱られた夜には 強く抱きしめてくれた あたたかい手のひら 今もずっと恋しい あなたが父とめぐり逢ったように 私が選んだ人に たとえ一目だけでも会わせたかった もう叶うことない願いだとしても 違う苗字になる私を 見守っていてください あなたが育ててくれた 小さな蕾を 私なりにいつの日か 咲かせてみせるから ブーゲンビリアが咲く頃に あなた思い出します 鮮やかに咲き誇る 笑顔でもう一度 笑って欲しいの いくつか季節が過ぎたなら もっと強くなるから あなたのように私も 大きな笑顔で 大切な人のことを 包む人になりたい 発売日:2018-08-03 歌手:平義隆 作詞:平義隆 作曲:平義隆