太陽が眩しくて目を細めた 本当は違うんだ君を見ていた そう あの夏の匂いも重ねあった手も いたずらな横顔 覚えているよ 心の声は 空を駆け巡るだけで 「好きだよ」言えず嘘ついた あのとき君は笑ってた 淋しそうに笑っていた 僕は気付かないふりで遠くの空見てた 浮かんでくる場面には 淡い恋の音がしてた あの日の君が きらきら光ってる 青い海 見せたくて歩いた道 気付いたら僕たちの影が伸びてた そう 夕焼けに染まった あの防波堤で キスしたら何かが変わったのかな? あれからいくつ夏を数えたんだろう すり抜けていく君がいた あの日の僕が泣いていた 繋いでいる手を離した 君は悲しげに少し横目で俯いた セピアに舞う想い出は 輝きだけ残していく あの日の二人 きらきら光ってる 汐風の匂いは今もあの場所にあるけれど もう二人の影 君の背中 過ぎた景色は どこにもない あの海で君は笑ってた 淋しそうに笑っていた 僕は気付かないふりで遠くの空見てた 浮かんでくる場面には 淡い恋の音がしてた あの日の君が きらきら光ってる 発売日:2016-10-26 歌手:AiRI 作詞:Yo-Hey 作曲:宮崎京一
時の足踏 唄うマロニエの木 君の頬撫でて空へと消えた 僕ら想っていた 遥か彼方の二人の静けさを 蜃気楼を描く微笑と 境界の虹が僕に手を振るので マロニエのはかない瞬きに 君を連れ出して 声を投げたのさ 赤い花弁 胸の戸を敲く その残響は永遠の秘密さ 今は何もいらないよね 僕らにも季節が舞い降り始めるよ 君は笑っていた 悲しみを花びらで包んで 君は泣いていた ゆっくりと静かに眠りなよ 温かい風と季節の中を 僕らはずっと歩いていったよ マロニエを唄うその声は 淋しそうに笑っていたよ 発売日:2006-03-08 歌手:てるる... 作詞:渡辺豪 作曲:渡辺豪