ずっと待っているんだ 奇跡が起こるかもって 君が戻ってくるって 昨日も今日も明日も せっせと働いてる こんなに心は壊れてるのに Ah 君とすごした日々は 美しすぎるから 大切に しまってる 恋の終わりは みじめなものだと 誰もがボクに 言うけれど 君の瞳を 想い出したら なぜか 生きてゆける気がする 食事も 散歩も ソファも ひとりで 涙も自分で拭うだけ 何かを信じて 人は歩くものさ それがどんなに遠くても Ah 君に伝えた言葉 勲章のつもりで この胸に 飾っている ひとりよがりは みじめなものだと 誰もがボクに 言うけれど 昔の自分に 戻れない 無邪気な子供みたいに 君を待つ ヒトは夢をみるから 哀しいのか 哀しいから 夢をみるのか 自分らしさは 分からない 感じるまま それが答えさ 君と出会って 初めて知った 捧げるという 愛のかたち 発売日:2009-10-28 歌手:財津和夫 作詞:財津和夫 作曲:ASKA
「目覚めたのは、白雨の降りしきる小高い丘。 辺りに人影はなく、ただ唇に暖かな温もりだけが残されていて。 僕はどうしてここにいるのだろう。 やっと会えたのに、一緒に帰ろうって伝えることもできず。 ここで何があったのだろう。 シスは、別れ際に耳元で何事か囁いていた。 けれどそれがどうしても、思いだせなくて――――」 初めて出会った その瞬間から 想いは決まっていたのかな? 幸せって言葉の象徴は 疑う余地なく、キミの存在だった 色んなことが変わってしまって 二人離れてしまったけれど まだ変わらないモノも 確かにあるはずだから 出会わなければ なんて 後悔した夜もあった 蒼白の空は遠すぎて いつまでも 届かない気がして 忘れられたら なんて 思い悩む時もあった けれど奥底に包まれた 想いに嘘はつけない... 濡れているのは瞳だけじゃなくて 小粒の白雨は全て洗い落とすように いつからだろう 降りつづけてた 「二人の思い出を消し去ろう。 あたしという存在に囚われることなどなく、 全て忘れて幸せに生きられるように。 二人はここで別れ、もう二度と出会うことはない」 「囁かれたのは、そんな悲しい魔法。 魔女と下僕は倒れ伏す少年を置き、静かにその場を後にした」 ぼやけた思考は 痛み残し 鮮明に切り開かれた 蒼ざめた魔女の優しい魔法は かかることはなく、言葉だけが残された たとえば、誰もが幸せになれる 結末なんて望めなくても キミの心だけが ねぇ、泣いて終わるなんて... 昔みたいに なんて 簡単には言えないけれど 蒼白のキミに伝えたい いつまでも 忘れたりしないって 白雨に霞む 空が ただ切なく思えるのは 寂しい風景その下の どこかにキミがいるから... 「ありがとうなんて感情が、まだあたしにもあったんだ。 でも、これで本当のさよならにしよう……?ね」 傷つき 傷つけ 遠ざけて なぜ... ? シスフェリア 誓った未来は今でも 褪せることはなく この胸にあるよ... 「少年にかけられた小さな魔法。 シスフェリアとの思い出が消えてしまうこと。 幸せに生きられるように、ということ。 その二つの魔法は相反し、 少年の中で両立することは不可能だった。 彼女との記憶を忘れてしまうことは、 少年にとって何一つ幸せなんかじゃなくて。 魔法はその想いの強さに掻き消され、無効化されていた。 少年は、再び旅路をゆく。 次会えたときは、今度は自分から再会の口づけをするのだと、 心に誓って……」 「蒼白の果て。 それがどんなに遠くても、いつかきっと――――」 発売日:2009-12-23 歌手:少女病 作詞:少女病 作曲:ピクセルビー