せいくらべの歌が含まれ

せいくらべ

公園の柱

あなたを越せなかった頃

大きくて

取れないもの欲しがってた

高い木に登ってた

憂鬱な授業を蹴って

七色の麓を目指した

ねぇ

迎えなど来なかったね

手を取って逃げ出すことだって出来た

はみだす大きな言葉で

答え写しながら書き綴ったノート

方程式より確かな夢に

膨らんでみえたからっぽの鞄

空飛ぶ車に乗って

ふたりで宇宙旅行しよう

ねぇ

どれくらいで気付いた

空高く架かった虹の仕組みを

はみだす大きな景色を

答え探しながら書き殴った画用紙

デッサンよりも細やかな夢と

溢れ出しそうな鉛筆の破片

行方知れずのタイムカプセル

橋を渡れず泣いてる

地平線沈む太陽の下まで

わたしを連れ出してよ

はみだす大きな言葉で

答え写しながら書き綴ったノート

方程式より確かな夢に

膨らんでみえたからっぽの鞄

はみ出す大きな景色を

答え探しながら書き殴った画用紙

あの日のあなたを追い越し

頭ひとつ突きだした不自然なライン

はしらのきずは　おととしの

五月五日の　せいくらべ

ちまきたべたべ　にいさんが

はかってくれた　せいのたけ

きのうくらべりゃ　なんのこと

やっとはおりの　ひものたけ

はしらにもたれりゃ　すぐ見える

とおいお山も　せいくらべ

くもの上まで　かおだして

てんでにせのび　していても

ゆきのぼうしを　ぬいでさえ

一はやっぱり　ふじの山

今宵のウソは　誰にも明かせなくて　ココロの奥に　そっとしまっといたの

アレキサンダー/カダフィ/東郷平八郎

みんな同じ嘘に、敗れて死んでったの

ここから、見たら綺麗なこの景色も

向こうから違う誰かが「悪」と呼ぶでしょう

アカ(共産)とシロ(帝政)　右に左

その全部が　正しいイデオロギー

「愛」なんて「正義」なんて　その場所(ひと)にだけ咲いた　消しの花

あなたのウソはあまりにも小さ過ぎて

位置を守るために、自由を傷つけてるわ

何を守ることも出来ない　誰も得なんてしない私のウソが

ホントに成れば良いのに

世界は今日も正しいふりして　あなたの声の方を　間違いと言うでしょう

せいくらべで肩並べて、私が泣いたのは　君のせい？

「私よりも君の方が正しい」と思った　私のせい？

世界は今日も正しいふりして　あなたの声の方を　間違いと言うでしょう

アカ(共産)とシロ(帝政)　右に左

その全部が　正しいイデオロギー

「愛」なんて「正義」なんて　その場所(ひと)にだけ咲いた消しの花

せいくらべで肩並べて、私が泣いたのは君のせい？

「私よりも君の方が正しい」と思った　私のせい。

焼けた肌チリチリと胸のどこか焦がす

いつまでも恋ゴコロ　風が揺らした

向日葵の咲き続く道

裸足で駆けてく前を行く君の背中

手を伸ばし追いかけるシャツ

慌てて転んだ　サンダル靴擦れ痛む

せいくらべいつも勝てない背伸びて

近付いては離される距離　ほら

木漏れ日がチリチリと胸の中を照らす

かげぼうし恋ゴコロ　足あと残す

向日葵を横なぐる雨

どしゃ降り夕立ち雨宿り　肩が触れた

軒下を落ちてく雫　いくつも数えた

鼓動が速くて熱い

制服の君を初めて見た夏

いつの間にか別れてた道　ああ

風鈴がチリチリと胸の音を鳴らす

あどけない恋ゴコロ滲んで消えた

気が付くと晴れた空あの頃と同じで

ひとしずく恋ゴコロ　水面を弾く

焼けた肌チリチリと胸のどこか焦がす

いつまでも恋ゴコロ　風が揺らした

傷ついているそんな顔には　痛いの飛んでけ　となえてね

ニッコリさせる　作戦いっぱい　立てるから聞いてくれる？

まっしろなわたあめみたい

ふくらんだ夢を食べて　(ハートをあっためよう！)

明日がどんな天気かわからなくても

いっしょならこわくない

ちょっとずつこいでみよう

笑顔でゆれるブランコを見つけてさ

(こんなきもち)　伝えたいのは…

(きみの)　そばにいるよ

かみなりよりもこの声のほうが　近くにいるから　泣かないで

指切りげんまん　ずっとやくそく　せいくらべしなくなっても

お月さまのなかじゃない

ホラここでおどってるから　(おいで、はっぴーきんぐだむ！)

しあわせってなんだろう？

たくさんこたえはあるだろうけど

ぼくたちのこたえはね

ちゃんとムリヤリじゃない

笑顔のきみをこれからも見てること

だから

めいっぱいの歩はばでずっと　(もっと)

歩いてゆくんだ　(となりあうために)

まだ小さくって　(でも追いつくって)

ねがって信じてたらかなってくから！

明日がどんな天気かわからなくても

いっしょならこわくない

ちょっとずつ行ってみよう

笑顔になれるまいにちをあげるから

(こんなきもち)　伝えたいのは…

(きみの)　そばにいたい

(きみの)　そばにいるよ