あじさいの花が 咲いたなら やさしい風が 吹きましょうか いつか夢みた風景に もしも再び出会えたら やさしい風が吹きましょうか あじさいの花が 咲いたなら やさしい風が 吹きましょうか きみが顔を上げ むかえたら 風の運んだ花びらは あなたの胸に とまりましょう 発売日:2003-03-26 歌手:川澄綾子 作詞:中山文十郎 作曲:増田俊郎
うわの空 辿ったのは 幸せな 午後の記憶 紫陽花の 咲く小径を 急ぐ車輪 約束は 儚すぎて 何となく 不安だった 振り返る 君がそこで 笑うまでは こぼれてく砂時計 胸の奥しまったなら 君と手を繋ぐたび 明日が霞み出した その先の事なんて 忘れて淡い夢が 続いてくような気がしてた 晴れた日は 寂しくなる 果てしなく広がる青 見上げてた 君がふいに こぼす言葉 本当は ただ優しく 抱き寄せてあげたかった うつむいたまま口笛 そっと吹いた メロディーが途切れたら 行くあても無いままで 並んでた長い影 静かに離れ出して 気がつけば少しずつ 足早になる君が 届かないほど遠く見えた うわの空 辿ったのは 幸せな 午後の記憶 翳り出す 前にはもう やめておくよ こぼれてく砂時計 胸の奥しまったなら 君と手を繋ぐたび 明日が霞み出した もし笑顔曇る日は 君が好きな唄を 口笛で吹いてみた メロディーが途切れたら 行くあても無いままで 並んでた長い影 静かに離れ出して 気がつけば少しずつ 足早になる君が 届かないほど遠く見えた 発売日:2004-08-25 歌手:Plastic Tree 作詞:長谷川正 作曲:長谷川正
淡く色付いた 紫陽花の咲く 路地裏には青く香る 風がゆるやかに吹いて 思い出の中の (How I feel inside) 幼い僕は 夏へ続くこの季節を 駆け足で走り抜けた 子供の頃に見た 未来を今歩いている (walk my own way) 理想と現実の狭間に揺れ 大人になってゆく どんな時も 忘れることのない 遠い記憶 あの空の下 淡い風にそっと揺れて 咲く紫陽花のように いつか僕が 想い描いてた 夢は今も 変わらないから 今の僕に出来ることの すべてをまた未来へ 贈り届けたい やがて降りだした 雨に追われて 石畳を走り抜けて 逃げ込む思い出の場所 ひそやかに香る (I feel smell of rain) 雨のにおいは なぜか今も君の胸を 甘く締めつけるけれど 懐かしさはきっと 過去の君が残した希望 (My dear feeling) これからまた君の 行く先へと 希望を残さなきゃ どんな時も 忘れることのない 遠い季節 あの路地裏で 雨上がりに青く染まり 咲く紫陽花のように いつか君が 想い描いてた 夢が今も 変わらないなら 今の君に出来ることの すべてをまた未来へ 贈り届けよう きっといつの日か振り返るその時には 歩き出したばかりのこの道さえ遠く見えるさ どんな時も 忘れることのない 遠い記憶 あの空の下 淡い風にそっと揺れて 咲く紫陽花のように いつか僕が 想い描いてた 夢は今も 変わらないから 今の僕に出来ることの すべてをまた未来へ 贈り届けたい 発売日:2005-06-01 歌手:w-inds. 作詞:Kiyohito Komatsu 作曲:Kiyohito Komatsu
大好きなあの子に 告白した四月 傘を置き忘れて 雨に濡れた五月 紫陽花の咲く道 歩いてた六月 初めてキスをした 星降る夏の夜 波音がすべてを 包み込んだ ある恋の詩 よろこびを知った少女の季節 言葉の宝石を探しながら 少しずつ大人のドアを開いていた 走り去る景色の中 my sweet season 緑(あお)き日 想いは無限で my sweet season 誰もが 願いを掛けてた 公園のベンチで ひとり泣いた九月 仲直りしたくて 電話した十月 明日の天気予報 雨のち晴れ ある恋模様 せつなさを知った少女の季節 街は知らぬ間に衣替えして またひとつ大人のドアを開いていた ひらひら舞う雪の中 my sweet season さよなら 流した涙を my sweet season 一篇の 詩集に挿んで やさしさを知った少女の季節 桜の蕾が膨らみだして またひとつ大人のドアを開いてゆく やがて来る景色の中 my sweet season 緑(あお)き日 想いは無限で my sweet season 誰もが 願いを掛けてた 発売日:2010-03-24 歌手:Every Little Thing 作詞:Mitsuru Igarashi 作曲:Kazuhito Kikuchi
ただ君といる それだけで僕は 心から幸せだった ただ君と 笑い合えれば ありふれた日々も特別だった 紫陽花の咲く季節に はじまった僕ら二人は 目と目が合えば微笑んで 恋はシンプルに 恋だった 相合傘 照れながら 右手と左手で持って 隣の君濡れないように 7:3のバランスで 雨の日が嫌いじゃないって 初めて想えたんだ 瞼を閉じれば あざやかに 蘇る どんな価値観のズレも 擦り合わせられると信じてた ぶつかり合うことがあっても 通り雨のようなものだって でもかわいかった小さなわがままも だんだんと笑えなくなって 僕らの間に横たわる溝が深くなっていった はじまりの優しさを 何とか取り戻したくて 思い出の扉を開け 必死で手を伸ばすよ その度に何度も思い知らされる あの日の二人 今の僕らと違うんだと 紫陽花は 枯れてもなお 散り落ちることもなく 僕らのように 最後まで季節にしがみついてる なぜ気持ちは 移ろって 色彩も変わりゆくの 君を愛した あの日々を ひとり噛み締めながら 僕らの恋も もう そろそろ 終わりにしようか 雨の季節も終わるよ 発売日:2014-10-29 歌手:オトループ 作詞:纐纈悠輔 作曲:纐纈悠輔
気の早い半袖を通り抜ける5月の風 細い僕の左手は ここ最近カッコイイ 君がくれた四角いアンティークの腕時計 誕生日でもクリスマスでもないから余計嬉しい 放っておいたら針は止まってしまう ねじを休まず巻くように君を想うよ 服の趣味も冴えない僕に 似合うかちょっぴり心配だけど お金なんかじゃ買えない 「君」というブランドの腕時計 何十年昔のこの時計の持ち主が 君と僕を近付ける魔法でもかけたよう 自販機のジュースが全部冷たいのに変わった そんなふうに君の心を変えられはしないけど 君の心の針がいつか止まっても それでも僕は休まずにねじを巻くだろう 人を愛す本当の意味を君に出会えて教えられたよ まだ馴染まない腕時計 耳に当て瞳閉じてみる 音も変えず ずれもせずに チクタク、チクタク、幸せを刻む 初夏の陽射しが焦がしては左腕に残す時計の跡 もうすぐ君の大好きな 紫陽花の咲く季節だね 発売日:2005-04-20 歌手:navy&ivory 作詞:吾郷水木生 作曲:吾郷水木生
「始めてしまえばいつか終わる」 出会ったころに君がぼやいてた 夕暮れの空時が止まる道 愛しく揺れてる後ろ姿 誰かに取られるのが怖かった 知らないフリさえ出来なくなった 友達以上を望んだ僕は 心の全てで君を抱いてた あの日君に触れなければ 恋を始める前のように二人笑っていられたのかな? サヨナラ大好きな人へ もう何一つあげれるものはない もしもどこか偶然出逢っても 友達とさえも呼べない二人 「恋は結末をのぞむものよ」君はいつでも前を歩いてた 紫陽花の咲く坂道の上 泣き出しそうな小さな背中 いつの間にか忘れていた 君の前で笑うことも君を笑わせてあげる言葉も サヨナラ巡り去った季節 あの風景にあなたはいない ふと振り返る街のざわめき 君しか呼ばない僕の愛称 風が吹いて花は散った 大切なものをなくした 探してももう見つけられない サヨナラ大好きな人へ もう何一つあげれるものはない もしもどこか偶然出逢っても 友達とさえも呼べない二人 あなたの温度も肌の匂いも忘れることなど出来ないけれど 違う誰かに重ねないように今より強く愛せるように 戻らない日々に別れを告げて 僕らは背を向けまた歩き出す もしもどこかですれ違っても あなたがあなたが笑顔でいますように 発売日:2010-07-07 歌手:フリーウェイハイハイ 作詞:山中真一 作曲:山中真一
今日が終わるのが嬉しくて 助けるふりして言っていた 「独りにならないで」 私はまた嘘を吐いた 笑えてるかわからない 私にだけ打ち明けた だって明日は来なかった あれは何時の写真だろう 誰も私なんて見ないまま 泣いてるの 笑顔のうらで 雪のように死にたい 今すぐに 愛される前の 秘密を暴いてゆく 嗚呼 誰の墓標だろう 悲しむのも最後にしようと さあ 《君は死んだからね 花びらのように 本当に夢はないの》 鍵はいらない 彗星がまた消えてく 何処へ行くのかな 捨て去って 自分ごと もう 愛さないで 不器用に解くだけ 《声は 届かない 涙 隠し事だけ》 今日が続くのが怖かった 何でもないふりして言っていた 零れていくなんて まだ思い出は還らないの そらの色が混ざってく もう死んでいるような気がした 命ばかり灯すのなら 何度でも殺されよう ただ誰もが生きているから嫌いで 今更さ 邪魔だった躯なんて ひとつ 命を撃ちぬいた覚悟に ありがとうと さようならを 雪のように死ぬの 怖くない エンドロールの前に 私を終わらせよう ほら 嘘に意味はあった 結末を知らずにいようと ただ 《君は死んだからね 花びらのように 蜩の声は綺麗で》 心を削る 知りたくもない後日譚 みんな同じだった 捨て去って 自分ごと もう 見做さないで 不可解に躓いた 《白に意味があるの 夢はもう忘れていた》 傷跡を残した 辿らないようにそっと 歩き続けて 終りは希望をくれたんだ 枯れた花びらのように 生きた証もないのに 雪のように死ぬよ つらいから 眠ろう 静かに 羽ばたいた鳥は 一人だけの墓標だろう 私は確かに生きてた でも 《花束に混ぜた秘密》 紫陽花の咲く 季節の前に消えるの 見つけた扉は 捨てられない 痛みだけが 花びらのように 積み重なる 記憶は何処へ行くの アイカ 今日を忘れないで 生きて 《愛の花があった 誰の心だろう 記憶を連れて行くよ カヤ 明日を望まないで 死んで》 発売日:2022-03-16 歌手:宮下遊 作詞:宮下遊 作曲:宮下遊