「今日お母さんの誕生日。」 体言止めの一文がかかさず届く わかっとって 今メールするとこやったし だいたい毎年 ちょっとイラッとするのはまだ反抗期? まさかお母さんがうらやましいとか そーゆーわけではございません とにもかくにも お父さんはお母さんが好き。 「今日は何の日?」 ある朝お父さんはお母さんに聞いた 質問にしなければいいのに わざわざ聞いた なんやったっけ? なんかあったかね? 答えられないまま約半日 忘れていたんだ お母さんは まさかのお父さんの誕生日 大丈夫 それでも お父さんはお母さんが好き。 あとから聞いた話では 前日 前日まで覚えてた そうだよ お母さん覚えてた そうなの お父さん惜しかった あー だからいつでも お父さんはお母さんが好き。 このような感じで たぶん お母さんもお父さんが好き。 そして娘たちは そんなお父さんとお母さんが好き。 発売日:2015-09-15 歌手:今泉沙友里 作詞:今泉沙友里 作曲:今泉沙友里
母の胸に抱かれておまえは生まれた 喜びの朝をはこんで 寝顔を見つめるだけで うれしさがあふれる 父はお前の明日を祈った 夜には母さんがねむりもせずミルクをあたためた 朝には父さんがおまえを抱きあげてあやしてた おまえは大きくなり気ままな自由を求めた 母はとまどうばかり 日に日に気むずかしく変わってゆくおまえは 話を聞いてもくれない 嵐の吹き荒れる夜におまえは突然出て行く おまえを呼びとめる父や母の声をふりすてて 時は流れておまえは今 すさんだ暮ししてると聞いた 息子よおまえに何が あったのだろうか ひとり暮しの月日に おまえの胸には母の声が今聞こえてる 遠くはなれた母の声におまえは泣いたよ 歌手:アイ・ジョージ 作詞:加藤登紀子 作曲:加藤登紀子
北の最果て 能取湖(のとろこ)の 短い秋を深紅(まっか)に 染める サンゴ草(そう)は 想い草(ぐさ) 遠いあの日に 母さんが 聴かせてくれた 子守唄 そっと歌って 染まります 忘れられない 想い出を 映しています 夕映えの空 サンゴ草(そう)は 想い草(ぐさ) 今は会えない あのひとと 交わした淡い 約束を 胸に灯して 染まります 青い湖面(みなも)に 白い雲 海鳥たちが 集(つど)って遊ぶ サンゴ草(そう)は 想い草(ぐさ) 心燃やして ふるさとを 守って生きた 父さんの 夢をつないで 染まります 夢をつないで 染まります 発売日:2013-10-09 歌手:あさみちゆき 作詞:さくらちさと 作曲:杉本眞人
起きなさい!と 母さんが言うと 布団めくられた “おはようさん” 眠たかろうが 疲れてようが 朝から部活があるもんだな 右も左も 気にせずに 突っ込んだ方が楽になれる 夏休みも限りあるだけ 全速力だ しぶきあげた汗が虹を作るよ ほら心臓が高鳴る もうすぐ始まる僕らの真剣勝負 “先生、今日はどんなメニューですか?” ギリギリの タイムカード 押し損ねたら “ごめんなさい” 眠たかろうが 疲れてようが 午後からバイトがあるもんだな 前も後ろも 気にせずに 笑えりゃ万事オッケーでしょ? 日が暮れる帰り道は毎度 お腹が鳴るわ 荒ぶる向かい風払いのければ ほら走りやすくなる たどり着く場所なんか まだ見えなくていいよ 《今》楽しけりゃいいじゃん 友情も恋情も 時間が足りない まぁいいや 壮大な将来も そろそろ考えなくちゃいけない だけど たまにはぶつかり合って しょげちゃう日がきて サボりそうになる それでも始まる僕らの真剣勝負 “先生、ちょっと遅れます…!” しぶきあげた汗が虹を作るよ ほら心臓が高鳴る もうすぐ始まる僕らの真剣勝負 “先生、今日はどんなメニューですか?“ あざーしたー! 発売日:2010-04-21 歌手:absorb 作詞:笹原翔太 作曲:笹原翔太
校庭の隅っこで 体育座りしてぼんやりと見てる 野球部のフライを眺めるように なんとなく未来を見てる いつかは変わってしまうかな 大好きなあの子の笑顔とか 馬鹿だったあいつらも 大人になってしまうかな 今まさにヒットを放った 4番バッターのあいつは 一年後の冬に 飲酒運転で事故って死んだ その時 誰もがあまりの空っぽに立ち尽くしていた 母さんが汚れたバットを抱きながら泣き叫んでいた 僕が憧れた彼女は 男に逃げられたストレスで 過食気味になったと笑った こけた頬を引きつらせ 右手には悪趣味な指輪と かさぶたの吐きだこ 諦めるのは簡単と コーヒーをすすった 夜の街を彷徨いながら 昔話に夢中になってた そんな事もあったねと 彼女は笑いながら泣いた それでも それでも 頑張れなんて言えなかった さよなら さよなら せめて笑いながら手を振った 少しずつ 諦める事ばっかり上手になってた 我慢する事が 人のためになると思ってた 記憶の隅に積み重ねた 無謀な夢と悔し涙 押し殺したホントの気持ちが むなぐらに掴みかかる 「どうしてここに居るんだよ 今すぐに逃げ出せよ 望んだ様に生きられないなら 死んでんのと同じだ」 そうだ 僕も君ももう一度新しく生まれ変われるよ 傷ついて笑うのは 金輪際もうやめにしよう 凍える夜に一人だから 僕等は間違った事もやった 心無い人が多すぎて 僕らは無駄に強くなった それでも それでも 間違いじゃないと信じたいな さよなら さよなら 強がりは夜の闇に溶けた 校庭の隅っこで 体育座りしてぼんやりと見てる 野球部のフライを眺めるように なんとなく未来を見てる 僕は変わってしまったかな 時々不安で恐くなるよ ホームインした四番バッターがはしゃいで笑う声 それぞれの不安を抱えて それぞれ未来へ歩んでいった それぞれが痛みを抱いて それぞれ今日に立ち尽くした なんだろう なんだろう 涙が溢れてしょうがないよ さよなら さよなら 思い出なんて消えてしまえ どうせ明日が続くなら 思い出なんていらないよ この足を重くするだけの感傷なら どぶ川に蹴り捨てた それでも それでも 涙が枯れる事はないから さよなら さよなら せめて僕は笑いながら泣いた 発売日:2010-02-10 歌手:amazarashi 作詞:秋田ひろむ 作曲:秋田ひろむ
あの地平線 輝くのは どこかに君をかくしているから たくさんの灯がなつかしいのは あのどれかひとつに 君がいるから さあ でかけよう ひときれのパン ナイフ ランプ かばんにつめこんで 父さんが残した 熱い想い 母さんがくれた あのまなざし 地球はまわる 君をかくして 輝く瞳 きらめく灯 地球はまわる 君をのせて いつかきっと出会う ぼくらをのせて 父さんが残した 熱い想い 母さんがくれた あのまなざし 地球はまわる 君をかくして 輝く瞳 きらめく灯 地球はまわる 君をのせて いつかきっと出会う ぼくらをのせて 発売日:2010-12-08 歌手:新垣勉 作詞:宮崎駿 作曲:久石譲
昭和九十年十二月 僕の妹が死にました 赤いマッチの灯りかざして 笑ってました 昭和九十年十二月 僕の姉さんが死にました 赤い口紅 地面につけて 怒っていました 昭和九十年十二月 僕の母さんが死にました 赤い着物を海に浮かべて 泣いていました 昭和九十年十二月 僕の恋人が死にました 赤いスカート風にめくれて 赤いページがめくれた日々を 返して下さい 昭和九十年十二月、あの娘が死んだ。 あの娘の名前は東京。僕らが愛した街。僕らが憎んだ街。 空飛ぶマッチ売りの少女が、ビルに、家に、火をつけて回る 口紅みたいなミサイルで、僕らの街をメーキャップする あの娘がひっそりといなくなったことを、誰も知らない あの街が、消えたことを テレビのなかの平和 箱のなかの国家 液晶のなかに閉じ込められた幽霊たちは笑っていますか 怒っていますか 泣いていますか レコードのなかに閉じ込められたあの娘を せめて、歌のなかで、生き返らせろ ここは、息がつまる 誰か、マスクをはずしてくれ 誰か、これを聴いている誰か、あの娘の名前を もう一度、呼んでください 昭和九十年十二月 僕の街が死にました 赤い服着たサンタクロース プレゼント持って 昭和九十年十二月 僕の東京が死にました 赤い焼け跡 いま雪が降る 白いページに書かれた日々を 返して下さい 昭和九十年十二月 だあれが死んだ 昭和九十年十二月 だあれが殺した 昭和九十年十二月 だあれが死んだ 昭和九十年十二月 だあれが殺した 発売日:2015-12-09 歌手:アーバンギャルド 作詞:松永天馬 作曲:おおくぼけい
あの地平線 輝くのは どこかに君をかくしているから たくさんの灯がなつかしいのは あのどれかひとつに 君がいるから さあ でかけよう ひときれのパン ナイフ ランプ かばんにつめこんで 父さんが残した 熱い想い 母さんがくれた あのまなざし 地球はまわる 君をかくして 輝く瞳 きらめく灯 地球はまわる 君をのせて いつかきっと出会う ぼくらをのせて 父さんが残した 熱い想い 母さんがくれた あのまなざし 地球はまわる 君をかくして 輝く瞳 きらめく灯 地球はまわる 君をのせて いつかきっと出会う ぼくらをのせて 発売日:2010-09-22 歌手:Unlimited tone 作詞:宮崎駿 作曲:久石譲
時は流れていつかまた出会うまで 「さようなら」 君の行く道に僕が居なくても 「ああ忘れないよ」 月日が流れて何もかもすべて赦したいよ 忘れていいよ僕のことは大丈夫だから 真実に目を塞いだ 未完成な僕ら 勇者たち “こんな時代に取り残された” 君は笑って 僕は泣いていた この状況を嘆くよりも先に やるべきことがあった ここぞという時に楽な道を探す 怠け者だった 生まれ変わるなら もっといい人生を送りたいな 不器用なままでは 世間は冷たい 時は流れていつかまた出会うまで 「さようなら」 君の行く道に僕が居なくても 「ああ忘れないよ」 月日が流れて何もかもすべて赦したいよ 忘れていいよ僕のことは大丈夫だから I need to know me yeah yeah If you don't need somebody ok よかったらまた思い出して ここに僕がいることを そんな風に優しくしたら きっと僕はまた君に甘えてしまうよ 君はすごく遠い街に行ったみたいだね 「綺麗になった」って母さんが言ってたよ 世の中いい人も悪い人も 見分けつかなくなった 競い合うことに疲れ評価も恐れて 逃げたくなった 僕が持ってないもの君は持ってたから 惹かれたのかな 追いつけないことなんてわかってたのに 哀しみが過ぎて いつの間に忘れ 無感覚で 君が去って 僕は痛み感じて その方がマシさ いつかの夢に見た勇敢な人になりたいよ 笑っていてよ 微笑む先が 僕じゃなくても I wanna change myself yeah yeah I found my reason to live yeah yeah 忘れた頃に君の近くで 僕が僕らしくいれたら 同じ時代に生まれ 同じ痛みを感じ 同じ運命背負い 理由を探してる 知るほどにただ虚しいだけ 何もできやしない愚か者 いつかはいつかは また君の胸で泣きたいよ 果てない空 どこまでもゆけるような気がしてた 走って走って 君の姿だけ探したよ 懐かしいな あの日見てた 君のままだった 時は流れていつかまた出会うまで 「さようなら」 君の行く道に僕が居なくても 「ああ忘れないよ」 月日が流れて何もかもすべて赦したいよ 忘れていいよ僕のことは ありがとう I need to know me yeah yeah If you don't need somebody ok よかったらまた思い出して ここに僕がいることを goodbye goodbye goodbye... 発売日:2011-03-16 歌手:加藤ミリヤ 作詞:Miliyah 作曲:Miliyah
あの山越えたら なりたい僕に逢える? あの海越えたら なりたい私に逢える? 私の心よ もっと自由になれ これから始まる 僕だけのストーリー 父さんが言った『お前ならやれる、人生は短いんだ旅をしろ。』 母さんが言った『あなたなら大丈夫、父さんの事は、心配しないで。』 可能性を自分で消さないで 一人の夜でも怖くない 見たもの 聞いた事 覚えた事 聞かせるね 待っててね ねぇ 父さん lalala... 何時しか僕らは 大人になってく 誰かを傷つけ 誰かを愛して 悲しい現実 知りたくなかった それでも僕らは 涙こらえ行こう 父さんが言った『大切な夢と、心から愛する人見つけなさい。』 母さんが言った『あなたなら大丈夫、誰よりも私は分かるわ。』 いつか僕の旅も終わりがくる 誰しも人は死ぬのだから 忘れる事の無い思い出 作るんだ 幸せさ ねぇ 母さん lalala... もっともっと 遠くまで行きたいな もっともっと 人に優しくなりたい 欲しがれば遠ざかり 僕はいつか迷うだろう それもまた旅なのさ 今を無駄にしちゃだめなのさ いつかこの旅の思い出 愛する人と仲間も連れ あなたに誇れる 私まで 行ってきます 待っててね 父さん母さんへ lalala... 発売日:2015-08-19 歌手:GReeeeN 作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN