一人でいるよりもあなたの側にいたくて 二人じゃ狭すぎた部屋で語り明かしてた 「あれから四年か」とぼんやりテレビを見てる その背中を見つめながらため息をひとつ あんなに抱きしめてくれたのに おやすみのキスさえも忘れがち 明日また会えるようにいつまでも手を振ってた あの頃の写真が窓際で揺れてる 六月は嫌いよ 毎年のように届く おおげさな招待状にせかされる季節 四六時中 二人 退屈な訳じゃないけど 好みも癖も弱点も知りすぎたみたい 気まぐれな仔猫にひとり言 作りかけのパズルもそのままで 永すぎた春だなんて友達は笑うけれど とりあえず待ってる 期待してないから あんなに抱きしめてくれたのに おやすみのキスさえも忘れがち 明日また会えるようにいつまでも手を振ってた あの頃の写真が窓際で揺れてる 明日また会えるようにいつまでも手を振ってた あの頃の気持ちを思い出せるように 発売日:1992-10-21 歌手:井上睦都実 作詞:井上睦都実 作曲:西脇辰弥
覚えていますか? 幸せでしょうか… この雪を見てますか? 降りては溶ける粉雪も やがて街を白く染め あの日の二人の上に優しく雪は降り続いた あなたはあたしの手をそっと握り 右のポケットにしまった 照れてるあたしを見て少し笑い 優しくそっとキスをくれたね 唇が少し震えていた 胸がキュンとして涙が出そうで あなたが好きで 好きすぎて つないだ手と手をどうかこのままで… あの雪にそっと祈り 瞳を閉じた 降りては溶ける粉雪のように あなたは消えてしまったの あの日の雪は悲しくそっと二人の間につもった あなたはあたしの手をそっと離し 「ごめんね」と何度も言ってた 声を出したら涙溢れそうで ただうなずいて無理して笑う それだけしか出来なかった 胸がつぶれそうで つなぎ止めたくて あなたの側にいたくて だけど言えなくて 伝えられなくて 言葉に出来なくて こんな雪の日はあなたの笑顔が 恋しくて会いたくなるけど 覚えていますか? 幸せでしょうか… この雪を見てますか? 歌手:田野崎文 作詞:田野崎文 作曲:田野崎文
遥か彼方の 夜空に 輝く星 それはあまりに 眩し過ぎて 手を伸ばすことさえ 躊躇うもの 磨きあげたナイフのよう 触れられぬ光 わかっていたの 仕方ないこと このざわめきは 行方知れず それでもいいの 覚悟はもう いたいけな勇気抱いて 火を灯す はじまりはそう ただあなたの側にいたくて どんな時でも わたしはここだと きらり 伝えたくて 想えば想うほど 光は遠ざかる あつさをまとい 強さになれ 身を焦がすような痛みがひとつ 夜空にとけてく 心に滲んでく その果てに残るもの 知りたい 遥か彼方の 夜空に 輝く星 それはあまりに 気高過ぎて いつしか惹かれ合うことさえ 忘れてしまっていたの ひとりきり はじまりはまだ 終わってはいないと信じて わたしは今わたしになること きらり 誓いましょう 光れば光るほど 孤独がやってくる なぞる輪郭 ぼやけていく 身を焦がすような祈りがひとつ 夜空に広がる 心と結ばれる さみしさに気付くのは きっと 遠くても 懐かしい あたたかさが 理由に なっているから 燃え尽きて 別れが来たとしても 輝く理由は 想えば想うほど この星は輝く あつさをまとい 強さになる 身を焦がすような痛みを越えて その果てに光るのは シリウス 光れば光るほど あなたに近づくの 見つけ出してね この想いを 身を焦がすほどの痛みがやがて あなたの旅路で 希望になれるなら 孤独さえ抱きしめて 光れ 発売日:2022-03-30 歌手:SIRIUS** 作詞:山本恭平(Arte Refact) 作曲:安藤紗々