長い夜が 溜息をつれて 願いさえも 静かに星に消える 二人過ごす どんな季節だって あたりまえで だけど意味があったね その夢 君が近づけば遠くて 交わした瞳に言葉が途切れても 舞い散る粉雪 やさしく包んで こんなにも ずっと君を 愛している 凍える街角 手もつなげなくて 降り積もった想いが あふれていた 満たしきれず 愛をささやいて 伝わるたび 答えがほしいけれど きっとどこかで 気づいてしまった 永遠なんて あるはずもないことを 見えない時間の猜疑心 募るより きっと そばにいないのが 苦しくて 舞い散る粉雪 悲しみを埋めて 二度と戻れない 君が 霞んでゆく 「あぁ このまま時が止まればいいね」と 笑ってた君は今 何を想う? 舞い散る粉雪 真白に染めて こんなにも まだ君を 愛している 最終電車が 出る駅のホームで 抱き寄せられた胸が震えていた 今は さよならを言わずに行かせて 二人 これで良かったと思えるように 発売日:2003-03-12 歌手:椎名へきる 作詞:椎名へきる 作曲:木村建