僕が君を初めて意識したのは 去年の6月 夏の服に着替えた頃 転がって来たボールを無視してたら 僕が拾うまで こっちを見て待っていた 透明人間 そう呼ばれてた 僕の存在 気づいてくれたんだ 厚い雲の隙間に光が射して グラウンドの上 僕にちゃんと影ができた いつの日からか孤独に慣れていたけど 僕が拒否してた この世界は美しい こんなに誰かを恋しくなる 自分がいたなんて 想像もできなかったこと 未来はいつだって 新たなときめきと出会いの場 君の名前は“希望”と今 知った わざと遠い場所から君を眺めた だけど時々 その姿を見失った 24時間 心が空っぽで 僕は一人では 生きられなくなったんだ 孤独より居心地がいい 愛のそばでしあわせを感じた 人の群れに逃げ込み紛れてても 人生の意味を誰も教えてくれないだろう 悲しみの雨 打たれて足下を見た 土のその上に そう確かに僕はいた こんなに心が切なくなる 恋ってあるんだね キラキラと輝いている 同(おんな)じ今日だって 僕らの足跡は続いてる 君の名前は“希望”と今 知った もし君が振り向かなくても その微笑みを僕は忘れない どんな時も君がいることを 信じて まっすぐ歩いて行こう 何(なん)にもわかっていないんだ 自分のことなんて 真実の叫びを聞こう さあ こんなに誰かを恋しくなる 自分がいたなんて 想像もできなかったこと 未来はいつだって 新たなときめきと出会いの場 君の名前は“希望”と今 知った 希望とは 明日(あす)の空 WOW WOW WOW 発売日:2013-03-13 歌手:乃木坂46 作詞:秋元康 作曲:杉山勝彦
あなたの部屋に 通うこの道 今日でもう忘れるために あなたがいないと 知って来たけど 窓辺にともる灯かり見つけて あなたがいるとわかると 決めてた心も 揺らいでゆくわ たった一度の たわむれのはずでも 時の深みへと沈む 自分がいたなんて あなたは決していい人では なかったような気がする けど 何故 こんなに忘れられない きっとそばにいることが 知らぬ間に つらいことさえ 愛しくしてしまうからなのね そうよ あなたを 今も愛してるわ 夜よお願い さよならを言わせて せめてまだ 自分にしがみついて いられるうちに きっとこの部屋の ドアを叩いたら 二度と戻れないこと 知ってるから 恐いの 発売日:2000-01-19 歌手:角松敏生 作詞:TOSHIKI KADOMATSU 作曲:TOSHIKI KADOMATSU
旅に出て良かった 一人旅だから良かった 一人で行って良かった 足のむくまま 気の向くままに あぜ道の先の てっぺんに 柿の木一本 見えてきた 枝には葉っぱが4、5枚ついて 熟した柿が ぶら下がる 柿の実取ろうと 背伸びして 飛び上がる 飛び上がる クモの巣 頭にひっかかり 片足田んぼに つっこんだ こんな自分がいたのかと 思わず笑いが込み上げる こんな自分がいたなんて 一人笑いもいいもんだ 海の向こうに 太陽が 真っ赤に染まって落ちてゆく 海沿い走る 列車の中で 一人で撮った携帯に うつった顔は 子供だな 嬉しくて 嬉しくて 誰かに見られていないかと 周りを見渡す 俺だった こんな自分がいたのかと 思わず笑いが込み上げる こんな自分がいたなんて 一人笑いもいいもんだ 旅に出て良かった 自分探しで良かった 一人で行って良かった 俺のほんとの一人旅 発売日:2016-08-24 歌手:杉良太郎 作詞:杉良太郎 作曲:弦哲也