ぼくの頭には穴がひとつ 冷たい風が吹き抜ける ほんとうなんだ 信じてよ 引き裂かれ 突き刺され 切り取られ 押し潰され 磨り減らされ 打ち砕かれ 膝を握り締めて痛みに堪えろ 泣くために声を膨らますな 縋り付くために声を振り絞るな 声をのめ! 声をのめ! 声をのめ! 自由は孤独のなかにある 自由は孤独のなかにしかない ぼくは自由を歌う ぼくは孤独を歌う はばたいて鳥は消える 歌って声は消える 青空に吸い込まれて消える いつかぼくの消息が 歌のかたちで途絶えるとしても ぼくは歌う ぼくがぼくであるために ぼくは歌う ぼくがきみに紛れないために 風が仕掛けた戦争 空は闘う意志を失くした 雲は降参した 海は嘆くばかり ぼくは死に損ない 部屋のなかは恐怖に占領された なにかが崩れる音がする 拳を握り締めて踏みとどまれ 逃げるためにいいわけを捜すな 救けを求めるために声を涸らすな 声をのめ! 声をのめ! 声をのめ! 雨のように絶望が降る 雨のように降りやむことはない ぼくは雨を歌う ぼくは絶望を歌う ひきがねを引いて銃声は消える 歌って声は消える 青空に吸い込まれて消える 時の彼方に消える 泣き明かした夜を込めて 息を殺した朝を込めて 夜ならば夜のように 朝ならば朝のように 歌え! はばたいて鳥は消える 歌って声は消える 青空に吸い込まれて消える いつかぼくの消息が 歌のかたちで途絶えるとしても ぼくは歌う ぼくがぼくであるために ぼくは歌う ぼくがきみに紛れないために 発売日:2004-03-03 歌手:奥田美和子 作詞:柳美里 作曲:marhy
一つだけ譲れないもの 君にだってあるだろう 平行線辿る theory 似た口調もううんざりさ 誰だって一人は嫌なもんさ 答えが出ない夜も 橋を叩き過ぎて落ちる前に 向こう岸へ僕は走るよ right now making up, hurry up その手を胸にあて問いかけてみよう it's not late, through the way 「不可能」なんて文字はない under the sky この木霊す僕の声がどこかに…… 羽ばたいてくと知っているから そっと eternal screaming 「逃げないで……」って 本当の自分?それとも理想主義? 常識や体裁が 気付いたら溢れ出してた 誰だって生きてくってことは そんな簡単じゃないんだけど 10年先、20年先に この瞬間悔やまぬよう 僕は走るよ right now brushing up, follow up その手は何をするためにあるんだ It's not fake, take away 「正解」なんてどうでもいい Nobody knows この見える景色どうなるかなんて 神様さえも邪魔出来ないから ずっと eternal screaming とめどなく込み上げた目覚める衝動 不確かなモノ、だけど愛しくて 胸の奥 締め付ける 終わりなき日々よ その手で刻め変わってく感触を 求めるために 「運命」なんてねじ曲げろ right now making up, hurry up it's not late, through the way under the sky この木霊す僕の声がどこかに…… 羽ばたいてくと知っているから もっと eternal screaming I'm starting to move on 発売日:2013-03-13 歌手:柿原徹也 作詞:宮崎誠 作曲:宮崎誠
君でもよかった きっと君でもよかった 僕が寂しかったとき たまたまそこに君がいた 出会った頃の あの気持ちは 今も変わらず 曖昧なまま これから先に なにもなければ 僕らはゆける 今のところは あてのないものを 待ち続けることに疲れてた ふと振り返れば 君が 君が 君だけが そこにいた 君でもよかった むしろ誰でもよかった 僕が寂しかったとき たまたま君がいた 誰でもよかった だから君でもよかった 次を探してたときに たまたま そこに 君がいた 与えたものを 求めるほど 与えたものを あるわけじゃなく 求めるために 与えるものを 考えるほど 欲しくもなくて どこかでなにかを 期待してる僕にさよなら どうせこれからも 君が なんとなくそれとなく そこにいる 君でもよかった つまり誰でもよかった 僕が落ち込んだときに たまたま君がいた 誰でもよかった だから君でもよかった 僕が投げやりなときにたまたま そこに 君がいた 君でもよかった むしろ誰でもよかった 僕がさまよった時に たまたま君がいた 誰でもよかった そうさ誰でもよかった 僕が血迷ったときに たまたま そこに 君がいた 発売日:2013-09-25 歌手:鼻毛の森 作詞:橋詰晋也 作曲:橋詰晋也
あなたが見て来たものと 私が見て来たものは あまりにも違うみたい 不思議ね その2つを重ねてみて +と-が合わせるように ここにある全てが手をつないだら あるはずのない永遠の愛を知ることができる 4次元の世界から 聴こえてるハーモニー 『宇宙の始まりが見てた夢は こんなはずじゃなかった』と 熱く語ってたあなたは どこへ向かってる? あなたが変わったのではなく 私の見方が変わったことで 少し不安になったの ごめんね 間違ってしまったことが 時に答えの在処へ 導いてくれるのよ 続いてるハーモニー 『僕らが見てた夢は それぞれ違うところにあった』と 淋しげな影を落とした あなたの横顔 もしも私が神様に 何かを伝えられるとしたら 『笑顔は下さい』 どんな時も そんな普通のことが私を支えてる あなたが描く夢は 追いかけて求めるために そのために 在るから 私はその凹凸を重ねて 揺らいでるハーモニーを あなたと奏でられたらいい 空に願ってた まるでオーケストラのメンバー クラリネットを吹くみたいに この宇宙で奏でるハーモニー あなたと一緒に 一部になりたい 発売日:2010-05-05 歌手:My Little Lover 作詞:akko 作曲:akko
やわらかなまなざしのまま たたずんでるきみ そこにいればいつも笑顔 ふくよかな薫り かろやかなしぐさと言葉 ありのままおもむくままに 小さくて愛くるしい きみに逢いにゆこう 偶然という 奇跡がくれた 新しい出逢い こころ震える はかなさの向こうにはきっと 幸せがかくされてる きみとふたりなら わかるさ まろやかに抜けてく風が 肌をなでる昼下がりに とりとめない話ばかり 交わしつづけていよう ふしぎな知らせ たしかな記憶 すべてがつながって生み出される 微笑みの向こうにはきっと 優しさが手を振ってる きみは少しだけ 僕の瞳を見つめてる 大切な何かを 求めるために すべて忘れて ゼロにもどって また始める はかなさの向こうにはきっと 幸せがかくされてる ぷっとふくらんだほっぺたのようにやわらかで きみとふたりなら わかる きみとなら わかる きみとなら 発売日:2017-09-27 歌手:中塚武 作詞:中塚武 作曲:中塚武