今日もまた誰かがくれた 見え透いた優しさを 適当に喰い散らかした この部屋で埋もれている 何となく笑っていれば 傷付くこともなくて それとなく頷いていれば 当たり障りない日常だ 心の奥で何か足りない 耳鳴りのように鳴り響く どんなに声を枯らして 叫び続けても 満たされないまま きっと 閉ざした その目に 虚しさが募る 全て壊して 高速で変わり続ける 時代の波に飲まれ 秒速で変わってしまう 人の心が怖いんだ 行く当てもなく歩く街並み ビルの隙間に陽が落ちて 灯りはじめる赤色燈が 胸の鼓動と重なった どんなに夜に紛れて 息を潜めても 必ず朝が襲って 汚れた僕らの足跡を照らすよ ゼロになれるかな ゆらゆらと舞って ひらひらと落ちて 夜行性の蝶は 羽すら失くした どんなに声を枯らして 叫び続けても 満たされないけど きっと 閉ざしたその目に 最後の灯火 世界を照らして 壊せ 壊せ 歌手:AJISAI 作詞:松本俊 作曲:松本俊
ずっと一緒にいたいね 指切りなんてしないよ だってね 恋はきっと つかまえたら 消えちゃう気がする 言葉の中に隠れた 想いを拾い集めて “逢いたい?”“逢いたくない?” 問いかけてる あなたの心に 胸のリボンを結ぼう ほどけそうな時は微笑んで それが恋だといいね 未来へ向かう勇気になる せつなさなんてきらい、と 夢から逃げていたのに だけどね 恋はそっと 知らない間に すべり込んでたの 涙を止める呪文を 誰も教えてくれない 逢いたい…今すぐでも すれ違う心が怖いの 胸のリボンが突風(かぜ)に さらわれないように駆けてきて それが恋だといいね 一秒毎に近づいてる 胸のリボンを結ぼう ほどけそうな時は微笑んで それが恋だといいね 未来へ向かう勇気になる 発売日:1995-12-16 歌手:安達祐実 作詞:尾崎亜美 作曲:尾崎亜美
「虐めないでよ」って泣いてばっかり 震えちゃうのも仕方ないのです 孤独を敏感に恐れている 少年の僕を『勇気』は嫌った 同じ様に雨に濡れている 子犬に理解を求めていた 自分勝手に抱き寄せていた 「君は僕を虐めないよね?」って言って 「『友達』になろう。言葉じゃないところでさ。 話がしたいよなぁ」 そんな僕に 悲劇が待ってた 聞こえたんだ 声が盛大に 閉ざした脳を ノックする 「あいつは汚い」「そいつを騙そう」 「大嫌い」「死んじゃえよ」 なんて 『思いの声』が一斉に 拒んでいたってノックする 言葉にしない心が 突き刺さって もう泣きそう 「希望を願った罰だ」って 孤独網の騒音は 僕にこんな代償を 植え込んでいた そして今日も声は責め立てる 流れ込んで 僕を溶かしていく 他人の 心理を盗み取れる 面妖な僕を 誰もが嫌った 逃げ出そうと 外へ飛び出せ ここじゃもう 息も出来ないから 街の憎悪の 目を避けてさ 僕はそっと 駆け出した 何処かへと 迷い込む森 行き場の無い静けさに また怯えちゃう様な そんな僕を 誰かが待っていた 聞こえたんだ 「今日も淡々と 描いた『今日』を待ってるの。 誰かお願い ここから助け出してよ 寂しいよ」なんて 『思いの声』は逡巡な 昨日の僕の様なんだ 「『心』が怖い?」 「明日を変える『勇気』も足りない?」 「そんなことない」とノックした 物語は繊細で 僕はそっと慎重に開いていた 踞った少女は言った 「昨日も、今日も、一昨日も 広い世界が簡単に崩れちゃう 夢を見ていた」 「怖いよ」なんて感情も 「辛いよ」なんて泣き声だって 絵本みたいに、救い出してしまえたなら? 芽生えた今日の感情を 絞った声で ノックして 君に話そう 「それでも、大丈夫だよ。泣かないでよ」って 『思いの声』の心臓を 包んで笑い合えたなら 『心を救う心』を 僕は『勇気』と呼べそう 進み始めた毎日の僕は今日も平凡で ドアの外の声は もう聞こえない 発売日:2013-05-29 歌手:じん 作詞:じん 作曲:じん
あなた あなたは きっと好きなのね あの娘(こ)のことが 気になるのね あなた じっとあの娘(こ)をみつめてる あの夜(よ) 私を見たように 私は一人片隅で 知らぬ顔してるけど あの娘(こ)の瞳に 見とれてる あなたの心が 怖いの シャンゼリゼの キャフェのテラス あなた あの娘(こ)を そっと盗み見てる あなた あなたは私が 邪魔なのね あの娘(こ)のことだけが 気になるのね 私は一人片隅で 暗いみじめな心を 知らぬ顔で隠して 恋の終りを思う あなた あなたは 私をさしおいて あの娘(こ)と夢中で話し込んでる あの娘(こ)の笑い声は あなたの愛を とらえた喜びに 溢れているわ 私は一人片隅で 涙をこらえる いとしいあなたが あの娘(こ)の胸に去った今 えっあゝ私 なんでもないの ちょっと 疲れただけなの ほんとに なんでもないの 私 どうかしてた? 今夜 あなたと一緒で ほんとにとっても 素敵な夜を過ごしたわ あゝ あなたと一緒で 素敵な夜だったわ…… 発売日:1994-06-25 歌手:金子由香利 作詞:Charles Aznavour・訳詞:古賀力 作曲:Charles Aznavour
TAXIに手を上げて Georgeの店までと 土曜の夜だから あなたがいそうで サヨナラした人に 逢いたくなるなんて 雨にぬれたせいかしら 弱いね私も I love you tonight 抱き合って 眠れなくても 側にいたい Lonely tonight 想い出を 燃やしつくしたら 男と女には 友情が残るはず ガラスのドア越しに 見慣れたあの背中 想いがけずときめく 心が怖い あなたにマスターが 目くばせをしている ふり向いてほしくない このドアを開けるまで I love you tonight 元気かと やさしい声で 聞かれたいの Lonely tonight あの日から 遠ざかるほどに あなたが大切な 人に思えてきて Lonely tonight 思い出を 燃やしつくしたら 男と女には 友情が残るはず 発売日:2015-10-21 歌手:島津亜矢 作詞:岡田冨美子 作曲:井上大輔
TAXIに手を上げて Georgeの店までと 土曜の夜だから あなたがいそうで サヨナラした人に 逢いたくなるなんて 雨にぬれたせいかしら 弱いね私も I love you tonight 抱き合って 眠れなくても 側にいたい Lonely tonight 想い出を 燃やしつくしたら 男と女には 友情が残るはず ガラスのドア越しに 見慣れたあの背中 想いがけずときめく 心が怖い あなたにマスターが 目くばせをしている ふり向いてほしくない このドアを開けるまで I love you tonight 元気かと やさしい声で 聞かれたいの Lonely tonight あの日から 遠ざかるほどに あなたが大切な 人に思えてきて Lonely tonight 思い出を 燃やしつくしたら 男と女には 友情が残るはず 発売日:1995-08-21 歌手:鈴木聖美 作詞:岡田冨美子 作曲:井上大輔
TAXIに手を上げて Georgeの店までと 土曜の夜だから あなたがいそうで サヨナラした人に 逢いたくなるなんて 雨にぬれたせいかしら 弱いね私も I love you tonight 抱き合って 眠れなくても 側にいたい Lonely tonight 想い出を 燃やしつくしたら 男と女には 友情が残るはず ガラスのドア越しに 見慣れたあの背中 思いがけずときめく 心が怖い あなたにマスターが 目くばせをしている ふり向いてほしくない このドア開けるまで I love you tonight 元気かと やさしい声で 聞かれたいの Lonely tonight あの日から 遠ざかるほどに あなたが大切な 人に思えてきて Lonely tonight 想い出を 燃やしつくしたら 男と女には 友情が残るはず 発売日:2010-09-01 歌手:鈴木聖美・鈴木雅之 作詞:岡田ふみ子 作曲:井上大輔
すれ違う人の影 流される花のような あのときの君が いまもふりかえる 一秒も百年も さみしさに違いはない 逢いたいと言えば 時は残酷で あゝ 心が熱い 思い出にふれるほど あゝ 涙も涸れる 癒やせない傷を負う でも 好きだよ(好きだよ) 好きだよ 思いは止まったまま こんなに(こんなに) 愛は変わらない 幸せはいつだって 過ぎてから意味が変わる 欠けてゆく月も 満ちるためにある あゝ 心が怖い 愛しさが募るほど あゝ 自分を責めて 戻れない夢を見る でも 好きだよ(好きだよ) 好きだよ どれほど苦しくても こんなに(こんなに) 愛は変わらない 好きだよ(好きだよ) 好きだよ 思いは止まったまま こんなに(こんなに) 愛は変わらない でも 好きだよ(好きだよ) 好きだよ どれほど苦しくても こんなに(こんなに) 愛は変わらない 好きだよ(好きだよ) 好きだよ 思いは止まったまま こんなに(こんなに) 愛は変わらない 発売日:2014-01-01 歌手:野口五郎 作詞:松井五郎 作曲:森正明
「山笠」過ぎ去り 夕凪せまり ふとした出逢いに 立ちすくんだの 逢いたい気持ちの 悪戯か 凍けてく心が 怖いのよ 愛の架け橋 もう戻れない 命果てるまで 永遠に誓った ふたりを結ぶ「であい橋」 明日を信じて 燃え尽きるのさ 「廻り止め」さえ 止められないよ 折れるほど強く 抱きしめる こみあげる涙 とめどなく 愛の再出発(たびだち) 身もこがれゆく 流れの向こうに めぐる倖せ 寄り添い揺られ「どんこ船」 愛の架け橋 もう戻れない 命果てるまで 永遠に誓った ふたりを結ぶ「であい橋」 発売日:2013-04-24 歌手:五木ひろし 作詞:鮫島琉星 作曲:五木ひろし
「虐めないでよ」って泣いてばっかり 震えちゃうのも仕方ないのです 孤独を敏感に恐れている 少年の僕を『勇気』は嫌った 同じ様に雨に濡れている 子犬に理解を求めていた 自分勝手に抱き寄せていた 「君は僕を虐めないよね?」って言って 「『友達』になろう。言葉じゃないところでさ。 話がしたいよなぁ」 そんな僕に 悲劇が待ってた 聞こえたんだ 声が盛大に 閉ざした脳を ノックする 「あいつは汚い」「そいつを騙そう」 「大嫌い」「死んじゃえよ」 なんて 『思いの声』が一斉に 拒んでいたってノックする 言葉にしない心が 突き刺さって もう泣きそう 「希望を願った罰だ」って 孤独網の騒音は 僕にこんな代償を 植え込んでいた そして今日も声は責め立てる 流れ込んで 僕を溶かしていく 他人の 心理を盗み取れる 面妖(めんよう)な僕を 誰もが嫌った 逃げ出そうと 外へ飛び出せ ここじゃもう 息も出来ないから 街の憎悪の 目を避けてさ 僕はそっと 駆け出した 何処かへと 迷い込む森 行き場の無い静けさに また怯えちゃう様な そんな僕を 誰かが待っていた 聞こえたんだ 「今日も淡々と 描いた『今日』を待ってるの。 誰かお願い ここから助け出してよ 寂しいよ」なんて 『思いの声』は逡巡な 昨日の僕の様なんだ 「『心』が怖い?」 「明日を変える『勇気』も足りない?」 「そんなことない」とノックした 物語は繊細で 僕はそっと慎重に開いていた 踞(うずくま)った少女は言った 「昨日も、今日も、一昨日も 広い世界が簡単に崩れちゃう 夢を見ていた」 「怖いよ」なんて感情も 「辛いよ」なんて泣き声だって 絵本みたいに、救い出してしまえたなら? 芽生えた今日の感情を 絞った声で ノックして 君に話そう 「それでも、大丈夫だよ。泣かないでよ」って 『思いの声』の心臓を 包んで笑い合えたなら 『心を救う心』を 僕は『勇気』と呼べそう 進み始めた毎日の僕は今日も平凡で ドアの外の声は もう聞こえない 発売日:2015-06-03 歌手:じん ft. nano.RIPE きみコ 作詞:じん 作曲:じん