いつかあの日の思い出と同じように 君も消えていくから 祭囃子が響く中 夏の終わる匂いがした 夕暮れ 君と待ち合わせた駅 改札口を過ぎれば 今日で君とはさよならなんだ 引き止める理由があったらいいのに うつむく僕を覗き込み おどけたように笑う君 最初で最後の二人だけの夜 いつもの裏道を抜けて 駆けてく君の背中見て 好きだなんて、僕は言えないでいた。 心にずっと空いた穴を埋めるように 夜空に繚乱の花火が キラリ キラリ 綺麗だねってそっと呟く君の手を 強く握りしめていた はじめて出会った頃 誰よりも笑う君に見惚れて 優しい人だと思った 笑顔の裏では ひとりで涙を流している そんな君が誰より大切なのに 何もできないでいた さよならじゃ 形容できない いつまでも忘れないよ あの日見た花火のように 僕の中で今も咲き続けているんだ 心にずっと空いた穴を埋めるように 君の涙の欠片が ひらり ひらり 繋げなかった僕たちの未来はきっと 夏の幻だったから 夜空に満開の花火が上がるころ 君のいない世界で僕は泣いたよ いつか他の誰かと結ばれても 僕は思い出すのだろう とある夏の日の蜉蝣 夢を揺蕩う 発売日:2016-07-13 歌手:水樹奈々 作詞:ヨシダタクミ(phatmans after school) 作曲:ヨシダタクミ(phatmans after school)
果ては懐かしい季節 明日を求めた 寄す処での夏の日 触れ合う度に崩れてしまいそうで 何もできないでいた 傷つけ合って辿り着いた答えは 大切に思うだけじゃなく 儚い想いもその苦しみも何もかもを抱き留めたい 優しさに出会えたから 縁がいつか名前変えても 確かめ合えたその意味を変わらず呼ぶよ絆と 錆びて消えない孤独の寂しさを抱いた不器用な微笑み 描いたという幸せの中のどこに居場所があるの 願うよ せめて零れゆく雫の還り着く場所でありたいと 優しさの中に小さく咲いたその気持ち聞かせてほしい 傷つけられてもいい くれた笑顔も深い思いもほんの少しの弱ささえ 全てが 大切なもの 近すぎた距離を見渡せたなら今この時この場所から 少しづつ 歩き出せる 微笑んできっと固い縁が繋ぐこの手を導いてくれるから 広い世界で僕らのことを見守る人がいることを どうしても伝えたくて 淡いソラへと繋がっているふたつでひとつの思いを 確かに紡いでいく 発売日:2010-10-27 歌手:Team.ねこかん【猫】featuring 天乙准花 作詞:nyanyannya 作曲:nyanyannya