幻日 十字架が傾いて罰になった夜明け前 崩壊 晴天の霹靂 天高く燃え上がる炎 忘却 まなこに焼き付いた坂を降りる乳母車 望郷 ねんねんおころりよ 懐かしき子守歌響く 怪しく幻日が揺れてる 日差しが目に突き刺さって ぐらつく真実 俺はどこにいる? 刹那の花が砕けて飛び交う蛾が美しく やがて闇に黒く黒く染められて躍る星の下 幻月 人は皆神隠し 鎮座するは家畜の王 揺光 迷い込む烏兎烏兎 天高く燃え上がる炎 暴走 とめどなく喰らえば食糧庫は空になり 本能 生贄を探せと 砂の城蹴散らして叫ぶ 未曾有の欲望が荒ぶる 激雷が突如鳴り響いて 狂乱の舞台は矛先を探す 怒号の渦に向かって家畜の王が叫び出す 「どうか俺の肉を分けて喰ってくれ 神の火で焼いて」 我他彼此… 荒ぶる雷同は燎原の炎 面妖なる含毒と濫行とケイオス 破鏡なる鼎沸は何一つ生まず 神の火がお怒りになった 怪しく幻日が揺れてる 日差しが目に突き刺さって ぐらつく真実 俺はどこにいる? 刹那の花が砕けて飛び交う蛾が美しく やがて闇に黒く黒く染められてしまうその前に 幻日を暴いて心の目で見極めろ この身捧げ俺に何ができるだろう 命滾らせて 発売日:2014-04-09 歌手:THE BACK HORN 作詞:菅波栄純 作曲:THE BACK HORN
鬼さんこちら手の鳴る方へ 祇園で遊んだ幼い日を 毎日毎晩子守歌と 三日月背にゆらゆら 日本人形の様な君は 表情一つ変えないままで そっと目を閉じ 添い寝をして ねんねんおころりよ… 今は亡き母を想う この子に重ねては 今日もまた琴の音を奏でよう くるり ふらり ふわり くらり くるり ふらり ふわり くらくらり くるり ふらり ふわり くらり くるり ふらり さわぐ 「Mother and you and my new relation」 Without thinking I put my hand on your neck. You say nothing and you do nothing. I'm gonna sing the last lullaby for you while you smile at me. I wonder why I fell in love with you. Impossible love. 手のひらを重ねてる 小さな君の手 つり合わぬ夢 亡骸と愛 くるり ふらり ふわり くらり くるり ふらり ふわり くらくらり くるり ふらり ふわり くらり くるり ふらり さわぐ 発売日:2000-09-20 歌手:DIR EN GREY 作詞:京 作曲:Dir en grey
ねんねする子 かわいや なんぼ 愛しいかろ この腕に 抱かれて 何 夢を見る しばれる雪山に 木枯らし吹けば ヤンヤエヨ ヤンヤエヨ わらしのように 山が啼く なんぼぬぐうても そったに なんして泣くんだべ 世間の風 つめでぇ こど わかるのか しばれる水面に 魂風(たまかぜ) はしれば ヤンヤエヨ ヤンヤエヨ 「春よ来い」と 海が鳴く ねんねんおころりよ 北の地は 寒かろ ねんねんおころりよ 願い届け 空高く ねぶてぇ 目をして まっすぐ すくすく 育てよ でぇねぁ お乳 ほしがる 我がこの子が かわいくねぇ 親が どこにおろうか 発売日:2013-10-23 歌手:臼澤みさき 作詞:江崎とし子 作曲:江崎とし子
死んでいる 生きてもいるか うんざりする もううんざり 外は闇 闇は宵闇 窓に映る おまえは誰 凍える月が触れる この手首にそっと 青白く震えている 泣き出す月が ああ 堕ちてゆく 夢現(ゆめうつつ) 沈みたい ただそれだけ 子守唄を聴かせて 良い子だと 罪だとは言わないで 眠りたい ただそれだけ 遠い 遠い夢の中 ねんねしな 凍える月が滑る この手首にそっと 青白く震えている 泣いている月が ああ 堕ちてゆく 夢現(ゆめうつつ) 沈みたい ただそれだけ 子守唄を聴かせて 良い子だと 罪だとは言わないで 眠りたい ただそれだけ 遠い 遠い夢の中 ねんねしな さあ ララ ラララ ねんねん ころりよ さあ ララ ラララ ねんねん おころりよ さあ ララ ラララ ねんねん ころりよ さあ ララ ラララ ねんねん おころりよ 発売日:2020-08-26 歌手:BUCK-TICK 作詞:星野英彦 作曲:櫻井敦司