君のいない冬空を見上げた街角で 北風が叫ぶように不器用な夢をさらう 伝えきれぬ想い吐息にからませて 海を越え君の暮らす街に 粉雪をそっと降らす はがゆさにも似た希望をのせ いつまでも終わらないで 夢の白い世界へ 通りすぎた時間が君の すべてを変えてしまっても くり返す日々の中で求めてきたものは カタチのない「幸せ」のかげろうなのかな? 孤独に自分を映し迷いや不安に喘いでも 進んでゆけばいいプライドをバネにして 愛する人の声に応えられるように 痛みをも越えて 走りだそう未来へ遠く 別々の道を選んでも 信じていたい君と見た 悲しいくらいに青い空を いつまでも終わらないで 夢の白い世界へ 通りすぎた時間が君の すべてを変えてしまっても 誰もとどかない時間に 今 僕達の夢のせて その痛みさえ鮮やかな 軌跡をえがく場所へ 君のいない白い明日へ 歌手:河口恭吾 作詞:河口恭吾・祐天寺浩美 作曲:河口恭吾・祐天寺浩美