手を伸ばして君に触れたとき 高い音符が胸の中にひとつ 暮れ行く空 二人で見つめた どこまでも続く世界が 呼んでいた 恋に落ちて痛みを知り 人は人になれるのだろう 君が泣いた夜の向こう 響き渡る時のシンバル この空に描く二人の運命(カルマ)が 愛の歌を奏でるときっと信じて 赤い月の涙 静かな音楽 生きて行こう 光を分け合うように 君の声が呼んでくれたから はじめての願いが生まれたようで その手を取り 見果てぬ空まで 六月の赤い月影 追いかけて 生まれ堕ちた涙の海 人は何度叫ぶのだろう 潰えた夢、影の中に 光あれと 響けアレルヤ 生きて行く、ただそれだけの運命(カルマ)が 喜びより苦しみを呼ぶのはどうして 夢見るのはいつも静かな音楽 君と眠る彼方へ届くように 君に触れたとき 初めてのうたが世界に生まれた 砕け落ちた夏の中に 響き渡る嘆きの歌 恋も夢もいつか消えて それでもまだ届かぬ声 汚れた手で花を喰らい 君と共に生きるのだろう 滅びの夢 時の向こう 聞こえるでしょう 遠いアレルヤ この空にたった一度だけでいい 愛の歌を響かせて 焔(ほむら)のように 溢れ出すよ 激しく静かな音楽 赤い月は夢を見る 最後の空 発売日:2010-03-17 歌手:Kalafina 作詞:梶浦由記 作曲:梶浦由記
そうさ俺は いつまでも発展途上で あの日に囚われたままストップしてる 憎しみを燃やしながら走らせた 死に場所を探すように 最果てのこの街で 奴を見かけた 幸せは幼い手にひとかけら それ以外は絶望 今日最終の列車に 奴が乗り込む 生きていく意味を教えてくれ 最後に何か答えをくれ 君に触れたときの安らぎ 君に思うことの切なさ ただそれだけは 胸に抱いていた ひとつだけ後悔があるとするなら 君を知った事だろう 改札を出たとき 俺は駆け寄る 奴を消したら俺も消えよう 永い苦しみに火を放とう これで全てが終わるのだろう あの夜と同じ星空が いま俺の上で 瞬いていた 生きていく意味を教えてくれ 最後に何か答えをくれ 君に触れたときの安らぎ 君に思うことの切なさ ただそれだけは 胸に抱いて 涙で俺を溶かしてくれ 跡形もなく溶かしてくれ 赤く染まる床に寝そべり 子守唄を口ずさみながら 今 俺は引き金に指をかけ 目を閉じて 君を浮かべていたよ 発売日:2009-08-19 歌手:椿屋四重奏 作詞:Yuji Nakada 作曲:Yuji Nakada
暮れゆく空に どれだけ祈っても救われない いつか積もる雪 街を彩り 飾る光さえ 色褪せ 鈍る輝き 夢は続かない そう わかってた 君に触れたときから 不意に君が見せた 終焉のサインに 戸惑い隠せずに もう何もかも終わりだね 君と出会った痕跡さえも 忘却の先に見えるモノは 絶望? 色の無い未来? 暮れゆく空に どれだけ祈っても救われない いつか積もる雪 街を彩り 飾る光さえ 色褪せ 鈍る輝き もう何もかも忘れよう 君と出会った あの時さえも 忘却のあとに残るモノは? 眩い眩い思い出? 暮れゆく空に どれだけ祈っても救われない いつか積もる雪 街を彩り 飾る光さえ 色褪せ 鈍る輝き 月日が流れ サヨナラの意味が解る頃は きっと君は 僕を忘れて? 君を忘れます もう会えないから? 発売日:2003-12-25 歌手:ナイトメア 作詞:RUKA 作曲:RUKA
君と最後の約束をしよう 傷だらけのままで 仕舞い込んでた心 君は そっと拾い上げた 繰り返す日々に どうしようもなく 俯いたとき ぎゅっと抱きしめてくれた ずっとここで君と二人で 夜空 流れる 星を見続けたい 君と最後の約束をしよう 世界から私だけ 消えてしまっても 気付かれなくていい このままでいたい 刻まれた この気持ち いつまでも永遠に 街の人は誰も 駅へと向かう流れ なぜか 置いてかれたようで 「一人ぼっちだね」と 呟く私の右手を 何も言わずに包んだ 別れ 告げる 夜風にのせて 君に さよなら 言わなきゃいけないね 遠い昔に約束をしたね あの場所で 本当の 君に触れたとき 閉じ込めていた涙が溢れて 出口のない暗闇に ヒカリが見えた気がした 花が咲くその一瞬でも 粉雪が舞う瞬間も 君といたかった 叶わないと思ってるって 君に言ったら怒られるかな 君と最後の約束をしよう 世界から私だけ 消えてしまっても 気付かれなくていい このままでいたい 刻まれた この気持ち いつまでも永遠に 発売日:2019-02-27 歌手:山崎エリイ 作詞:大橋莉子 作曲:大橋莉子