「それじゃ」と言って受話器を置いた 話し足りない私が取り残される 何を期待してかけたの? 真夜中のTelephone Call ぶっきらぼうな あなたに 7回コールして やっとつながった 眠たそうで迷惑そうな あなたの声が嬉しかった たったの3分だけど 二人の空白を思い知る あの頃のあなたじゃない あの頃の私じゃない 受話器 握りしめたまま 息苦しい沈黙に忙殺される “掛けるんじゃなかった”なんて 心の奥の虫のいい期待が 音を立てて後悔に変わった 何を期待してかけたの? 後味の悪い身勝手に心を噛まれたの たまらない現実に気付いた 私の居場所など ここにはもう無いと いつの間に二人の心は こんなにずれてしまった 行き場の無い後悔が教えてくれた さよなら 今すぐタクシーとばして 今すぐ逢いに行きたい 衝動に駆られてたまらない 肌で触れ合えれば 解ける距離もあると信じたい どうかお願い 神様 彼を返して… 顔を見ると言えなくて だから電話で「好き」と告げた この愛の始まりも 恋の終わりも 電話だけが知っている… LOVE IS OVER 発売日:1998-05-20 歌手:谷村有美 作詞:谷村有美 作曲:谷村有美