眩しさが全て隠してしまったわ。の歌が含まれ

clover-KANAN

私の胸に撒かれていた種が

何気ない仕草で疼き芽吹いていく

水も、土すらも無い心の中

君の言葉だけが私を育てていた。

一葉の恋、君の声に心がさざめく日もあったから

すれ違うことも躊躇ってしまうの。

幼い恋、私の声君に届くなんて思ってない

ただ過ぎていく君の笑顔に目を背け続けていた。

日向のような柔らかい温もり

私の心には必要なのです。

プランターのような狭い体には

いくつも根が伸びて息も出来ないよ、ねぇ。

双葉の恋、君の声に心が波立つ日もあったのに

弱虫だから言い出せずにいた。

未熟な恋、私の葉は少しずつ増えて育っていくから

ただ過ぎていくだけの時間は止めて、君に伝えたい。

君という日差しには陰りもないから

眩しさが全て隠してしまったわ。

本当は私だけを照らしてくれていた。

その光は私へ注いでくれていたのに。

三つ葉の恋、君の声に心が浚われた日を思い出す

すれ違う時に聴いた、君の声を。

熟れゆく恋、沢山の気持ちが咲いて言葉に変わっていく

ただ過ぎていくだけの時間は終わり、探しにいこう。

四葉の恋、君の声が私を摘み取る日はもうすぐね

すれ違う事も無いの、花瓶へ挿して。

実った恋、しわがれた声になっても呼んで欲しいから

ただ過ぎていくだけの時間を捨てて、君を求めたい。

発売日:2010-12-15

歌手:KANAN

作詞:KANAN

作曲:su-kei