いつでも女の綺麗な季節は 男の人の為にあると 行き場を失した迷い子の愛が 胸の奥で泣いている 男はいつもないものねだり 女はいつも泣かされるだけ せめてもっともっと 愛でもっと満たして欲しい もっともっと愛で もっと私を包んで なりふりかまわず 好きになるなんて これきりあなたで最後だと 鏡を見る度つぶやいていたの ふたり暮したあの頃 涙は おもいでのうらがえし 一日毎(いちにちごと)に色あせてゆく せめてもっともっと 愛をもっと感じていれば 哀しい幸福に 気づかずに済むのに 男はいつもないものねだり 女はいつも泣かされるだけ せめてもっともっと 愛でもっと満たして欲しい もっともっと愛で もっと私を包んで 歌手:杉田二郎 作詞:たきのえいじ 作曲:金田一郎