コンクリートの港にひとり 涙で割ったバーボン苦いね 酔っちまうには お前と暮らした 歳月(つきひ)重すぎる…寒い夏だね やるせない幕切れさ 船の汽笛にお前がふさぐ 耳に好きだよって叫んだけど 届かないのは心と同じさ 哀しい瞳(め)をして「ごめんね…」と 胸叩き泣いたひと Baby 青春ってやつは 蒼い傷が生きた証なのか 愛の破片(かけら)心に痛いよ Baby 失くして初めて 人は幸せの意味知るんだね これきり もう逢えないのかい 切ないぜ… 嘲笑(わら)いなよ俺…愛した女に 何もしてあげられぬ男さ 空のポケット夢しかないから 涙でこさえたダイヤモンド せめてものはなむけさ Baby 男と女の夢絆(きずな) ガラスの糸だね 脆(もろ)くて 壊れた時 刺(とげ)にも変わるよ Baby 背を向けたお前 俺のまぶしい青春だったよ 幸せに はぐれたら帰りなよ この胸 切ないぜ… 発売日:1987-06-03 歌手:近藤真彦 作詞:売野雅勇 作曲:鈴木キサブロー