胸に突き刺さる発車のベルに 追われるように飛び乗った 東京へ向かう最終列車 君から最後の手紙読み返す “さようならあなた さようなら ひとりで私は生きる” 華やかな 都会のネオンに 君は染まってしまったのかい あゝ涙で震える文字が君の うらはらな気持ちを伝えてくれる 今泣き叫ぶ夜汽車の汽笛 君を呼ぶように夜を貫く 都会の風に吹かれているうち 白い花が黒く淀むように 君は淋しさを埋めるため ただの女になってしまったのかい 心変わりを告げる君の 戸惑う横顔目に浮かぶ 華やかなネオンのドレスは 心まで変えてしまうのか あゝ愛は束の間の蜃気楼 逃げる程追いかけたくなる 今泣き叫ぶ夜汽車の汽笛 君を呼ぶように夜を貫く 秋は深く夜のしじまを蹴って 悲しみ乗せた夜汽車は走る 発売日:1990-10-17 歌手:THE ALFEE 作詞:高見沢俊彦 作曲:高見沢俊彦