きらいだよ-鈴木雅之

夜の終わりは 哀しくて

パープル色した 君の横顔

きれいにのびた 君の爪が

せつなく背中を 引き裂いて眠る

手をつなぎ 街を歩くたびに

安らぎに包まれる二人を感じて

ずっと離れない 想いが瞳に映る

愛してる 唇 そっとささやく

きらいだよ 涙ためたまま振る手に

これでもう ほんとうのさよならの気がして

ワイングラスをかさねた夜

愛情 憎しみ 背中合わせに

窓に散らばる この都会(まち)で

誰より見つめて くちづけかわす

走りだす 君を乗せたTaxiが

消えて行く闇のなか ただ立ちつくす

ずっと離れない 気持ちが心めぐるよ

今夜なら どこかへ消えてもいいと…

きらいだよ 涙ためたまま振る手に

これでもう ほんとうのさよならの気がして

ずっと離れない 想いが瞳に映る

愛してる 唇 そっとささやく

きらいだよ 涙ためたまま振る手に

これでもう ほんとうのさよならの気がして

離れない 気持ちが心めぐるよ

今夜なら どこかへ消えてもいいと…

きらいだよ 涙ためたまま振る手に

これでもう ほんとうのさよならの気がして

発売日:1993-09-09

歌手:鈴木雅之

作詞:安藤秀樹

作曲:中崎英也