祈りを。-砂川恵理歌

一体何を信じて今を生きる

不確かな幸せに頷きながら

通りすぎた風はもう往ってしまって

見えないくらい遠い空の下にいるんだろう

ほらまた朝日がもう一度と叫ぶ

ほらまた朝日と夕日がつぶやく

何度でも何度でも時はきっと

死んではまた生まれゆくんだろう

一体何を信じて明日を生きる

限りある灯火と知っていながら

悲しみに涙さえ枯れ果てたあげく

ただひとつ出来ることは祈ることだろう

さあ 手を広げ 今 祈りを

さあ 手を広げ ここに光を

さあ 手を広げ 今 祈りを

さあ 手を広げ

一体何を信じて 今を生きる

柔らかな微笑みに戸惑いながら

忘れ去った影はもういってしまって

暮れなずんでいく街に独り佇むように

ほらまた彼方へ こころを連れてゆく

ほらまた「おいで」と私を呼んでる

何度でも何度でも人はきっと

死んではまた生まれゆくんだろう

一体何を信じて明日を生きる

あたたかな木漏れ日を探し続けて

暗闇もそのままに抱きしめたあげく

ただ一つ出来ることは祈ることだろう

さあ 手を広げ 今 祈りを

さあ 手を広げ ここに光を

さあ 手を広げ 今 祈りを

さあ 手を広げ ここに光を

さあ 手を広げ 今 祈りを

さあ 手を広げ

一体何を信じて今を生きる

不確かな幸せに頷きながら

苦しみにこの声も枯れ果てたあげく

ただ一つ出来ることは 祈ることだろう

歌手:砂川恵理歌

作詞:松藤量平

作曲:松藤量平