the imprinting-FoZZtone

歪なプラグが

滑り込む時の残像を

フラッシュバックする毎日だ

汚れたい僕らの

拙い言葉に失望だ

目を伏せそうだ

ローファットな愛憎

異存無しか?

今 思い出すよりもずっと

混沌としていた筈の

「少年」を患って

誰の事も許さずに

単色の夢を見たい

僅かに開いた

天国のドアの容量では

あぶれそうだよ

崇高に見せた窓辺と

振り返る君への思い

すれ違う世界と

交わした言葉の上っ面に

とろけそうだ

フローレスが尊いか

異論無しか? 君

思い出すよりもずっと

混沌としていた筈の

「少年」が終わって

次の呼び名へ変わるまで

ロックンロールに夢中

誰かに聞いた

リアルっぽい感動を借りて来て

嬉しそうに話している

またそれを又貸しして

胡散臭くなってゆく

体じゃなく心でもなく

頷く事を覚えた

床に根を張った胞子が

ゆっくり手を伸ばしてゆく

遥かに広がる

瞼の裏側の世界

爛れる、体の中で爛れる

有象無象を連れ

この葛藤を僕ら

引きずってずっと続ける

連れ添って

発売日:2008-01-16

歌手:FoZZtone

作詞:渡會将士

作曲:竹尾典明・渡會将士