カケラ-吉田山田

「じゃあね。」「またね。」 淋しげに笑って 離した左手

帰り道は やけに街が静か キミがいないからか…

指に残った温もりに 侘しくなって気付いた

キミのその手はいつからかボクの 一部だった

哀しくて 愛しくて

どんなに抱き合って キスを重ねたって

ひとつになんてなれない セツナ

見上げれば 流れ星

こぼれた孤独も 抱きしめて眠ろう

ひとつになんてなれないけど

ふたつ重ねたこの手はきっと 繋ぐために砕けた カケラ

喧嘩したり 傷付け合う夜も 時にはあるだろう

でもキミに巡り逢って世界は ホントの顔をみせた

言葉や理論じゃ埋めらんない 深い溝があるから

溢れた「想い」は その河を流れて 涙になるんだ

I love youも I need youも

どこか違っていて でも伝えたくって

ひとつになって重ねたキスは

何百回も 何千回も

ひび割れた心 温めてくれた

ボクもキミのカケラなら いいな

もしキミが消えたって 世界は廻っていく

だけどキミがいなくちゃ 壊れる世界がある この胸に

哀しくて 愛しくて

どんなに抱き合って キスを重ねたって

ひとつになんてなれなくたって

キミガイテ、ボクガイル

目を閉じていたって キミを感じれるよ

ひとつになんてなれないけど

ふたつ重ねた心はきっと 出逢うために生まれた カケラ

発売日:2012-01-25

歌手:吉田山田

作詞:吉田山田

作曲:吉田山田