となりの柳橋が言いました 「伊藤くんに言いたいんです。 スカートの中をのぞかないでください。」 となりの柳橋が言いました 「ブルマはいてるからいいけど、 掃除の時間にのぞかないでください。」 そんな帰りの会で言われても 僕はゴメンとしか言いようない みんなの僕に対する視線が だんだんと冷たくなってく みんな突然しーんとなって おもしろ半分に次に 声をそろえて 柳橋に言ったことは 「もう一回言ってください!」 「もう一回言ってください!」 登校拒否でもしちゃおうかな 伊藤の母親が言いました 「コタツで寝ている多賀之よ。おまえは私の生きがいだよ。」 伊藤の母親が言いました 「コタツで寝てると風邪ひくよ。おまえもついに来年中学だね。」 その時 僕の前髪を撫でて 遊びで入れてた剃りこみ見られて 母は驚き 僕を叩き起こし 「おまえいつから不良になったんだ?」 台所の包丁使って 僕のおにゅうのGジャンを 八つ裂きにボロボロに切り裂かれた 「覚えてなさい! 多賀之! 不良になったらいつでも包丁で殺してやるからね。」 長田先生が言いました 「お前に大学は無理だな。その成績じゃ 卒業もあやしいぞ。」 長田先生が言いました 「慶応大学に行きたいなら、1日50時間は勉強しろ。」 意地で受かって見返してやるぜ 偏差値30から 慶応へ 僕が行ったらどうするつもりだ 両目のめやに 取ってよ先生 毎日同じジャンパー着て 偉そうなことを言うなよ アパート暮しでラーメンばっかり食ってて寂しくないですか? 結局 大学落ちて 予備校紹介された僕 全て 伊藤の実話でした 発売日:1999-09-01 歌手:ブリーフ&トランクス 作詞:伊藤多賀之 作曲:伊藤多賀之