夜明けの駅の電話に もたれて 泣きながら 最後のコインが 落ちるまで 黙ったまま そのままで 時の流れの中に 二人暮らした 大阪 一人出て行く 俺に小さく ふるえる声で 「行かんとって…」 子供みたいに わがままな俺 愛してくれた 死ぬ程 お前の温もり 風に感じながら 悲しみに 心 溶かしてく 明け行く空が滲んで 星が 消えて行く お前の写真を 握りしめて 黙ったままで そのままで 電話の声が 涙でふるえる さよならが 言葉にならない 二度とこの街 戻ってきたからあかん 夢を その手に つかむまで 電話の声が 涙でふるえる さよならが 言葉にならない 待ってて欲しい 帰るその日まで 思い出 詰まった この街に 発売日:1991-10-21 歌手:間寛平 作詞:田中庸雅・阿形泰昌 作曲:茂村泰彦