この涙を君に捧ぐ-NO NAME

いつかの願いは

土の中で眠って

約束の時刻に

希望の芽が出るんだ

2人が出逢った頃

夢などまだ種だった

どれくらい歳月(とき)が過ぎ

花は咲くのだろう

この涙を君に捧ぐ

もっと君が輝くなら

ずっと見守ってた沈黙の空から

今 僕は雨になろう

小さなしあわせ

見上げていた太陽

期待に膨らむ

あの未来が蕾さ

心が渇いた時

誰かの愛を求めた

悲しみの風が吹き

花が枯れる日まで

この涙を君に捧ぐ

たとえ君が気づかなくても

少し温かくて 何となく懐かしい

そう 僕は雨になろう

瞼(まぶた)を閉じて 目尻から

流れ落ちた熱いもの

あの空へと昇って

俯瞰で見る愛に変われ…

この涙を君に捧ぐ

もっと君が輝くなら

ずっと見守ってた沈黙の空から

今 僕は雨になろう

ああ 君に捧ぐ

こんな僕にできることは

君の空しさを 少しでも癒すこと

さあ 僕は雨になろう

発売日:2013-04-10

歌手:NO NAME

作詞:秋元康

作曲:夏海寛