KIRAWAREMONO-WRENCH

キラワレモノノウタ

愛し方を忘れた詩

景色が変わるまえに

あたりを見渡せば

してきたことだらけ

キラワレモノノウタ

ねじれた音の下

ざらざらこねくる夜にきた

ほらほら確かめろよ

ただただ確かめろよ

汚らわしい汚れたその美しいこびりついた本能

極めつけ夜の沼

ずぶずぶからみつく

真実の朝はこない

キラワレモノノアイ

キラワレモノノウタ

奴が来た

ほらほら奴が来た

モノや自由を手に入れた瞬間にいかんなくその欠点を発揮する

ずるがしこいこやつは度を超えてその欠点をさらけだし

気の弱ってるときはその事の重大さに気づかないふりをしている

おおよそ神様はお気に召さなかった

結局奴は我がまま勝手し放題というリアル

人間のくずというリアル

人生は節度と注意の連続だ

そんなことは重々承知だ

奴の始終から異臭が漂いはじめたというべきか

いや、正直に言おう

その奴とは俺のことだ

うそであることが

別のうそで覆いかぶさるなら

うそのままでいい

バレた!バレた!バレた!

事実、オレは欠点と嫉妬から成り立っている

これからどこに向かっているのか全くわからないが

全てが微妙にズレているのだ

キラワレモノノウタ

発売日:2019-03-20

歌手:WRENCH

作詞:wrench

作曲:Shige