Vernally-RAM WIRE

片っぽ空いたスペースに未だに慣れずに

ここにはもう無いもので

アタマを散らかしては片付け方がわからない

あるのは寂しさであってそれが咲き乱れたって

完全に何かが欠けていて

謝り足りない 何が俺になかったか分かった今

その花は散ってた

口だけデカイ言葉ばっか見えてない事が

まだわかってなかった

疑ってなかった

君は俺しかいなくてって勝手な解釈で

うなずく真意を知りもしないで

それならいこう まだひとつ

残されたものがここにあるから

終わらないよ じゃないと

呆れ顔の君に悪い

堰をきったような記憶に不意に襲われては

上手く思い出せないような事もある最近は

それが少しだけ 救いかな

車道で踊る花びら そこを通る肩には

それぞれをいつかに戻して

最後の一枚が今歩み止める足ひらひら

つま先を撫でる

有り得ない絵空事だって笑われそうな事

揃えた夢に 覚悟もないくせに

空回り焦る度 君にあたって

つらい思いをさせてたかもしれない

それならいこう いかないと

目覚める度に思い出しても

君のいない 明日は

新しい緑に染まる

最後告げる桜 結末は

悲しいねと言っては 見上げてた

発売日:2012-06-27

歌手:RAM WIRE

作詞:ユーズ

作曲:ユーズ・RYLL