最終バス-USAGI

寒さを凌ぎながら 春を待ちわびている

桜の蕾たちに 街灯りがスポットをあててる

いつしか 君がいること 当たり前になっていた

頼りない僕のこと いつも君は 照らしてくれた

あと少しで さよならだね

笑顔で行くはずだったのに

別れ際に どうしてこんなにも

思い出が込み上げる

最終のバスが来たのに

それなのに君の手を まだ離せないでいるよ

この涙は悲しみじゃない

君と出逢えたことに ありがとう

僕らが見つめるのは 互いの姿じゃなく

きっと遠い未来を見つめることで 大人になる

バスのドアが閉まっていく

スローモーションに見えたよ

君が消えるその瞬間まで

手を振った 手を振った

それぞれの日々を過ごしても

心の中でいつも君を思い続けるよ

この涙は悲しみじゃない

君と出逢えたことに ありがとう

どれだけ遠く離れても この空は繋がっているから

振り返らない 振り返らない

最終のバスで向かうよ

僕の描いた夢と君の願いを連れて

この涙は悲しみじゃない

君と出逢えたことに ありがとう

春の風がもうすぐ 吹く頃

最終バスに揺られて…

La la la…

発売日:2015-05-13

歌手:USAGI

作詞:上田和寛

作曲:上田和寛