からからと木枯らしに 泣きながら 空き缶がとぶ板を ころがった 踏まれても 踏まれても それが浮世のさだめなら 裾のほこりはなぁ・・・ 笑ってはたこうぜ 古傷に沁みるのさ その演歌は 置き去りのあのひとを 思い出す 好きだって 好きだって 二度と帰らぬ 故郷なら 罪なたよりはなぁ・・・ 出さずにすまそうぜ しんしんと降りしきる 雪をみて 露地裏の居酒屋で 酒を呑む 辛くても 辛くても 明日に希望が あるのなら 今日の苦労はなぁ・・・ 黙ってたえようぜ 歌手:鏡五郎 作詞:海老原秀元 作曲:桜田誠一