北に生まれたその女は-北川大介

海鳴り 燈台 ちぎれる汽笛

ここはよくある 港の五番町

はぐれた恋と 昔の傷を

癒してくれる そんな酒場(みせ)がある

ああ 北に生まれたその女(ひと)は

ああ 情け上手な泣きぼくろ

名前は幸子の 幸という

酔わしちゃって 酔わされて

口説いちゃって 口説かれて

あとは知らない 夢ん中

止まり木 水割 流行(はや)りの演歌

ふらりのぞいた 港のネオン町

男の背中 グラスをゆらし

酔わせてくれる そんな酒場(みせ)がある

ああ 北に生まれたその女(ひと)は

ああ ハマナス色の口紅で

名前は雪子の 雪という

絡(から)んじゃって 絡(から)まれて

泣かしちゃって 泣かされて

あとは知らない 夢ん中

ああ 北に生まれたその女(ひと)は

ああ 情け上手な泣きぼくろ

名前は幸子の 幸という

酔わしちゃって 酔わされて

口説いちゃって 口説かれて

あとは知らない 夢ん中

発売日:2002-08-21

歌手:北川大介

作詞:荒木とよひさ

作曲:中川博之