足あと-KOTOKO

仲間達の声が響く校舎では

時を忘れ佇む影 長くなってゆく

宝物だったと いつか気づくけど

戻れないね あの日の風は向きをかえた

チョークの文字以外に 僕らは何を見つけたの?

まだ大人だなんて言えないよね、今も…

遥かに見えた憧れの地に 僕らは近づいているかな?

背伸びしていたつま先だけが 夢への距離を知ってたんだ

なめらかに語った君の瞳の奥の

強い光 見つめられず 雲を眺めてた

星屑の数ほど 想い めぐるのに

上手く言葉 見つからなくて 草をちぎる

変わってゆけることも 水のように受け止めよう

それは哀しいことなんかじゃない きっと…

叶わぬ夢はどこにもないと 強がって呼吸を速めた

冷えた大地に触れたかかとが小さな足跡をつけてた

瞼の裏に残る面影 いつか取り戻しにゆくから

夜があければ また動きだす日々に今はのみ込まれても

遥かに見えた憧れの地に 僕らは近づいているかな?

泣くことさえも忘れて今は この道を歩いてゆくんだ

踏みしめた大地 信じて…

発売日:2004-04-21

歌手:KOTOKO

作詞:KOTOKO

作曲:KOTOKO