ZERO FLAG MAN × ただの友達-後ろから這いより隊Y(余市)

今日も朝起きて

顔洗い出かける

何ひとつ昨日と

変わらない日常

だけどそれでいいと思う

自分にそう言い聞かせてた

知らない女の子

不意に肩がぶつかる

目と目が合ったときに

出会いと感じたけど

睨まれただけで終わって

こんなもんだよと空あおぐ

人生のフラグ立て

頑張ってみるけれど

いつの間にか折れて消えてる

どうしたら放課後の

イベントが起きるだろう

学校じゃきっと教えちゃくれない

知らない宇宙人

突然言い寄られる

そんな波瀾万丈を

ふと想像したけど

絶対僕には起こらない

僕はきっとZERO FLAG MAN

「I can't be a hero.」

「I can't play a major role.」

……僕はただの、クラスメイト。

それ以上、以下じゃない。

きっと今日も、出番はない。

背景にまぎれて、見切れてる。

「I'm just a friend of yours.」

「Just a friend of a leading man.」

……いつも、ただの友達さ。

主人公には、なれない。

だけどそれも、悪くはない。

ずっと良き友で、いれるから。

いつだって、微笑みで

傍観者していよう。

……それが僕の役割ならば。

目立ちたい、目立てない。

葛藤はもう捨てて。

僕らしく、生きていられればいいさ。

「I can't be a hero.」

「I can't play a major role.」

……僕はただの、少年A。

ときに、名前さえない。

だけどこうして、それなりに、

青春の日々、今、過ごしてる。

「夢をつかまなきゃ」って、誰かが言うけど、

……「ただの友達」って夢じゃ、だめかなあ。

君が悩み疲れ、くじけそうなら、

励まして、笑い飛ばすような。

知らない宇宙人

体を乗っ取られる

そんな波瀾万丈が

本当に起きても

やっぱりそんなに変わらない

僕はだってZERO FLAG MAN

発売日:2013-03-27

歌手:後ろから這いより隊Y(余市)

作詞:ヤスカワショウゴ

作曲:MIKOTO