秋風のモノクローム-FIELD OF VIEW

最期に会ったのも こんな黄昏

新しい暮らしは 慣れたかい

サヨナラ云った君のほうが

大人だったね わかるよ 今なら

鼓動と鼓動 重ね合いたいのに

僕はなぜ 手放して 夢を追うのだろう

秋風のモノクローム 君はもう 振り向かない

眩しい想い出を 駆け抜けて

知らないうち創った傷のように 後になって

痛むよ 誰かと過ごしてみても

君の寂しさ 背を向けながら

忙しい日常に 流されてただけ

愛のない毎日は自由

だけどまだ よく似た声に立ち止まる

君を泣かせた夜も 責め合ったまなざしも

暖かく思えるのは どうしてだろう

大事な事は いつだって 終わってから気付くなら

出会った頃のあの日に戻りたい

秋風のモノクローム 僕もまた 歩き出そう

眩しい想い出を 通り過ぎて

ガードレール腰かけて ふたりきり 見上げた空

夕陽が 君がいない街 染めて

発売日:2002-10-09

歌手:FIELD OF VIEW

作詞:多々納好夫

作曲:小田佳奈子