Winter,again-GLAY

無口な群衆(ひと)、息は白く、歴史の深い手に引かれて

幼い日の帰り道、凛と鳴る雪路を急ぐ

街灯の下ひらひらと、凍える頬に舞い散る雪

目を閉じれば昔のまま、厳しくも日々強く生きてる者よ

いつか二人で行きたいね 雪が積もる頃に

生まれた街のあの白さを、あなたにも見せたい

逢いたいから、恋しくて、あなたを想うほど

寒い夜は、未だ胸の奥、鐘の音が聞こえる

のしかかる雲を見上げて、時の速さの流れに問う

誰もが抱く悲しみの、終着駅は何処にあるのか

陽だまり、暮れる坂道で、若さの幻と出逢い

<元気です>の一言に懐かしさよりも、戸惑い立ち止まる

過ぎ去りし世に揺れる華、遠くを見つめてた

冷たい風にさらされた 愛はあの日から動けないと、

逢いたいから、逢えない夜には、あなたを想うほど

想い出には、二人が歩いた足跡を残して…

降り続く白い雪は、心模様、そっと

滔々と白い雪は、無常なる人の世を

すべて 許すように降り続いて行く

いつか二人で行きたいね 雪が積もる頃に

生まれた街のあの白さを、あなたにも見せたい

逢いたいから、恋しくて、あなたを想うほど

寒い夜は、未だ胸の奥、鐘の音が聞こえる

逢いたいから、逢えない夜には、あなたを想うほど

想い出には、二人が歩いた足跡を残して…

発売日:1999-02-03

歌手:GLAY

作詞:TAKURO

作曲:TAKURO