三日月になれたら-Roomania

ゆらめく灯りが窓の奥

ひとつふたつ灯り出す

見慣れた空は遥か遠く

思い馳せて歩みを止めるの

まだ見ぬ地平の向こう

凛と広がるざわめきの波

ときめく胸おさえながら

切れそうな三日月探して

瞳に映した遠い月の欠片

射し込む光の筋焼き付けて

輝く彼方の空を夢見る

また紡ぎ出すその時を待ったまま

ある朝目覚めて思い出す

君と夜空見上げたこと

随分会わなくなったけど

あの日のことを覚えているのかな

ちぐはぐな記憶の旅行

しんと静まる薄明かりの月

さざめく思いの波に

言いかけた気持ちを残して

夜空に探したあの日の三日月

織りなす気持ちの先見つめて

気取ったあの日の影を重ねる

また歩き出すときのための合図の歌

瞳に映した遠い月の欠片

射し込む光の筋焼き付けて

揺らいだ気持ちも風に消えてく

頼りなくも光るあの月のようになれたなら

発売日:2020-10-24

歌手:Roomania

作詞:ryosuke

作曲:ryosuke