voke-やなぎなぎ

ほらあの赤い花は梔子

野暮むくつけなし

そんなお口にはご用心あれ

法螺をのべつまくなし打ち合い 声が嗄れるまで

ぼやりとした瞬間に隙あり

本当は素直に呼びたいの

けれどさみしい はぐれガラス croak croak

おまけにもひとつ 可愛げないオオカミ少女

ふるりくちびるが震える

どうかお名前をおしえて

もう 練習だけで心臓がはちきれちゃうわ

はらはらさせる予感

どきどきしてる時間

誰にも告げられないの この気持ち

きらきらに磨かれた あの子の心のとなりに

立っていられるように

なりたくて

変わりたくて

泣けてくるの

ついつい余計な口出し

何もかも裏目だし

そんな日々にいつかは幸あれ

こらえた涙 一体どこへ消えてしまったの

からりとした夕暮れに溶けたかなあ

きっとすぐには変われない

焦る気持ちがざわめくよ voke voke

どんな言葉がふさわしいかも分からない

でもね 始めるの今から

どんな今日だって吉日

もう 練習はおしまいにして進まなくちゃね

ばくばくしてる胸と

ちかちか揺れる視界

二度と出会えはしないの この気持ち

きらきらに磨かれた あの子の心のとなりに

立っていられるように

なりたいって思えたのが 嬉しいから

さみしいよ はぐれガラス

まだ素直になりきれはしないけど

知りたいの 知られたいの

隠してた想いを音にかえるよ

はらはらさせる予感

どきどきしてる時間

いつか笑って打ち明けられるかな

きらきらに磨かれた あの子の心のとなりに

立っていたいのずっと

ねえ私とお友達になってくれる?

発売日:2020-12-09

歌手:やなぎなぎ

作詞:kz

作曲:やなぎなぎ