89番目の星座-SING LIKE TALKING

段々と白んでいく空

夜の散り際

曖昧で危うい恋を占うみたいさ

だから

真昼に見える星座を

捜そう

現実がボクらを隠す前に

行くよ

流れる星よ キミに届け

この切なさを乗せて

近くにボクがいないときも

キミを抱き締めたいから

あの蒼い月をきっと見ている

そう願うふたりの距離は

たぶん

なくなるんだ

宵闇に紛れたまんま

不安が募った

会いたいって気持ちを

ずっと

並べてみるんだ

88個が決まっている

星座だとしても

この胸に煌めいたものは

確か

流れる星よ キミに届け

この愛しさを乗せて

近くに誰がいたとしても

ボクを感じて欲しいから

輝く月の光よりも速く

キミの傍へ

すぐ

行けるから

賽は投げられた

もう引き返せないボクら

疾走りだす風よ 運んでいけ

ボクらを宇宙の先へ

昨日も今日も明日もないくらいに

ひとつになろう

息を吸うたびに

ボクらだけの物語を記そう

ただ

ひとつしかない

疾走りだす風よ

流れる星よ

発売日:2013-03-06

歌手:SING LIKE TALKING

作詞:藤田千章・佐藤竹善

作曲:藤田千章・佐藤竹善