微笑みのせいさ-鹿賀丈史

まるで読みかけた推理小説(ミステリー)

すべてが謎につつまれた

君から心をそらせずに

せつない夜が明けてゆく

次のPage めくらなけりゃすむ恋なのに

終われない YesとNoとの真ん中で

僕を焦らす あいまいな

微笑みのせいさ 時をかさねても

君のことだけ読めなくて

まなざしのせいさ 見つめられたなら

ジェラシーより

痛い情熱が胸をしめつける

肩を抱く腕をほどいては

恋の結末はぐらかす

その素肌の下 隠してる

秘密の気持ち知りたくて

優しさでまた君をためす僕なのさ

ほかの女性(ひと) 誘うみたいにはいかなくて

溺れてゆく うらはらに

微笑みのせいさ ため息をついて

白んだ空を眺めてる

くちびるのせいさ サヨナラでもいい

この微熱な

物語を最後まで綴りたい

微笑みのせいさ 時をかさねても

君のことだけ読めなくて

まなざしのせいさ 見つめられたなら

ジェラシーより

痛い情熱が胸をしめつける

発売日:1992-10-21

歌手:鹿賀丈史

作詞:見岳章

作曲:及川眠子